元ベース弾きの田舎暮らしは

60歳で田舎にUターン、素人の「米と野菜」作り
音楽が縦軸の人生
就職相談・紹介が「天職」

私が「坂の上」に見るものは?

2020年01月01日 | 本・雑誌

元旦の今朝、今シーズン初めて外気温がマイナス。

フロントの霜を溶かして、コンビニに新聞を求めて早朝の運転。

数紙の新聞の今年の展望を読むためです。

 

昨年末、喪中欠礼で年賀状を書かなかった40年ぶりの年。

年賀状を書きながら、1年を振り返り、併せて次年度を考えることがなかった年。

けじめのない年明けの印象です。

 

今年も地元の市役所の就職相談員として、勤務は続けるつもりです。

4月以降も、私の人件費の予算を組んでもらったため。

今年「年男」で前期高齢者の私にとってありがたい話です。

就職相談は私の「天職」。IJUターン者増加が目標です。

 

     

 

随分前、司馬遼太郎の「坂の上の雲」を正月に読んだ記憶が。

この本のことが気になりながら、なかなか読めなかった時代も。

冊数に圧倒され、明治という時代背景にも、少し「距離感」があったからです。

 

国を憂い、先進技術を身に付け、合理的に大国と戦ったヒーローたち。

片や精神論に終始し、多くの犠牲を顧みなかった指導者たち。

様々な人間像に夢中になりました。

 

日露戦争には勝利したものの、この戦争を境に、太平洋戦争まで暗い時代に。

この間に一時期 若干輝いた時代もあったのですが・・。

 

本を読まなくなって久しい私です。

晩年 ハウツーものより、小説に生き方を学んだ気がします。

 

     

 

民間の製造業を退職後、国家公務員・地方公務員を経験。

国は単機能で深掘りし、地方は総合サービス業としての幅広さを痛感。

共通するのは、相手を選べず、拒否もできないこと。

民間は、「利益」という御旗に適う選択ができること。

 

最近のこころがけは、「粗にして野だが卑ではない」ことが目標。

かつての国鉄総裁 石田禮助の名言です。

審判のいない唯一のスポーツであるゴルフの精神にも共通点が。

そのスタンスは「判断が難しいときは、自分に有利にしない」こと。

そして あるがままに打つこと。

 

弱い自分が、「卑しい言葉や態度」を取りそうになる時、この言葉を反芻。

高齢者になった時、より一層求められるものを感じます。

今が一番ハッピーな仕事人生だからでしょう。

 

     

 

昨年4月より、働き方改革で4勤3休。体力ダウンのカバーをするためです。

かみさんの「叱咤?」や娘・孫たちとの交流も支え。

「坂の上の雲」を目指して、ゆっくり前進したいものです。

 


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