元旦の今朝、今シーズン初めて外気温がマイナス。
フロントの霜を溶かして、コンビニに新聞を求めて早朝の運転。
数紙の新聞の今年の展望を読むためです。
昨年末、喪中欠礼で年賀状を書かなかった40年ぶりの年。
年賀状を書きながら、1年を振り返り、併せて次年度を考えることがなかった年。
けじめのない年明けの印象です。
今年も地元の市役所の就職相談員として、勤務は続けるつもりです。
4月以降も、私の人件費の予算を組んでもらったため。
今年「年男」で前期高齢者の私にとってありがたい話です。
就職相談は私の「天職」。IJUターン者増加が目標です。
随分前、司馬遼太郎の「坂の上の雲」を正月に読んだ記憶が。
この本のことが気になりながら、なかなか読めなかった時代も。
冊数に圧倒され、明治という時代背景にも、少し「距離感」があったからです。
国を憂い、先進技術を身に付け、合理的に大国と戦ったヒーローたち。
片や精神論に終始し、多くの犠牲を顧みなかった指導者たち。
様々な人間像に夢中になりました。
日露戦争には勝利したものの、この戦争を境に、太平洋戦争まで暗い時代に。
この間に一時期 若干輝いた時代もあったのですが・・。
本を読まなくなって久しい私です。
晩年 ハウツーものより、小説に生き方を学んだ気がします。
民間の製造業を退職後、国家公務員・地方公務員を経験。
国は単機能で深掘りし、地方は総合サービス業としての幅広さを痛感。
共通するのは、相手を選べず、拒否もできないこと。
民間は、「利益」という御旗に適う選択ができること。
最近のこころがけは、「粗にして野だが卑ではない」ことが目標。
かつての国鉄総裁 石田禮助の名言です。
審判のいない唯一のスポーツであるゴルフの精神にも共通点が。
そのスタンスは「判断が難しいときは、自分に有利にしない」こと。
そして あるがままに打つこと。
弱い自分が、「卑しい言葉や態度」を取りそうになる時、この言葉を反芻。
高齢者になった時、より一層求められるものを感じます。
今が一番ハッピーな仕事人生だからでしょう。
昨年4月より、働き方改革で4勤3休。体力ダウンのカバーをするためです。
かみさんの「叱咤?」や娘・孫たちとの交流も支え。
「坂の上の雲」を目指して、ゆっくり前進したいものです。
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