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「100kgの肥料」を手撒きで

2023年05月21日 | 農業

肥料散布終了。

100kgの肥料をバケツで手撒きします。

年々体力降下の高齢者にはキツイ作業。

 

米作りに欠かせない水。

トラクターで耕運した田んぼに、給水する前の肥料散布。

天候次第で変わる田んぼの表面。

大雨の後は、ぬかるんだ状態で肥料を散布。

 

20kgの袋から、バケツに粒状の肥料を小分け。

左手にバケツを持ち、右手で扇状に撒きます。

バケツ一杯に肥料を入れると、その重さで腕に過重。

少しづつだと、散布回数がかさみ、作業が進みません。

 

100kg散布する時間は、2時間弱。

短時間作業ながら、腕と足腰は痛みます。

今は、機械散布や田植え機でピンポイントで苗の元に落とす方法も。

農業機械を持たない我が家は、人力対応しかありません。

 

もう一つの悩みは、肥料などの高騰。

今回散布の肥料は,2年前の単価の70%アップ。

米価は安値安定なのに、コストのアップは意欲を削ぎます。

JAから購入の苗も値上げ。

 

今年2月の確定申告の農業は大赤字。

申告のコストに私の「労働賃金」は入っていません。

「ただ働き」をしても、赤字が埋まらない農業。

「何かがおかしい」と思いながら続ける農業です。

 

肥料散布が終わり、水路から給水開始。

モグラの穴や、コンクリートの割れ目から漏水。

長靴で踏んで固めたり、スコップで土を盛り、補強の作業も。

今週末の田植えまで、水管理も必須です。

 


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