肥料散布終了。
100kgの肥料をバケツで手撒きします。
年々体力降下の高齢者にはキツイ作業。
米作りに欠かせない水。
トラクターで耕運した田んぼに、給水する前の肥料散布。
天候次第で変わる田んぼの表面。
大雨の後は、ぬかるんだ状態で肥料を散布。
20kgの袋から、バケツに粒状の肥料を小分け。
左手にバケツを持ち、右手で扇状に撒きます。
バケツ一杯に肥料を入れると、その重さで腕に過重。
少しづつだと、散布回数がかさみ、作業が進みません。
100kg散布する時間は、2時間弱。
短時間作業ながら、腕と足腰は痛みます。
今は、機械散布や田植え機でピンポイントで苗の元に落とす方法も。
農業機械を持たない我が家は、人力対応しかありません。
もう一つの悩みは、肥料などの高騰。
今回散布の肥料は,2年前の単価の70%アップ。
米価は安値安定なのに、コストのアップは意欲を削ぎます。
JAから購入の苗も値上げ。
今年2月の確定申告の農業は大赤字。
申告のコストに私の「労働賃金」は入っていません。
「ただ働き」をしても、赤字が埋まらない農業。
「何かがおかしい」と思いながら続ける農業です。
肥料散布が終わり、水路から給水開始。
モグラの穴や、コンクリートの割れ目から漏水。
長靴で踏んで固めたり、スコップで土を盛り、補強の作業も。
今週末の田植えまで、水管理も必須です。
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