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就職への道「職場見学」

2021年01月17日 | ビジネス

週末 7人の若者と企業の工場見学に。

求人への応募を考えている人たちの案内とアテンド。

全員スーツ姿、フレッシュなメンバーです。

 

年末 ハローワークの求人担当者と打ち合わせ、工場見学を企画。

12月に稼働し始めた企業の新工場を見学のためです。

この企業は、市が県と一緒に工業団地に誘致した会社。

新潟の燕市から、新見市に来てくれました。

 

Uターンし、仕事を探している人に見学の声掛け。

新工場を見学・応募のために、師走の最終週に案内状を自宅まで配布。

正月に家族で、応募企業として検討してもらいたいと思っていたためです。

 

     

 

市内でもトップクラスの、工場の大きさに全員驚きです。

みな緊張気味でしたが、工場のラインに沿って見学。

先行して採用された人たちが、仕事中ながら挨拶してくれます。

一次採用の半分は、UターンやIターンの人たち。

久しぶりに会う彼らの働く姿に安心感を感じました。

 

2年前に、新潟の本社を訪れ、事前に工場見学と役員とのミーティング実施。

地元の新見市を選んでくれた理由も聞きました。破格の誘致条件が決め手?

加えて、地震・気候など自然災害の少なさと、物流拠点としての優位性も。

 

この企業の心意気と創業100年の安定性と革新性に共感した私。

金属加工業ながら女性が3割を占めていることにもインパクトを。

2年をかけて、あらゆるルートで求職者を探す日々でした。

市のメンツにかけても求職者の確保が至上命題。

 

見学後の工場長や幹部の説明もアットホーム。

ざっくばらんに実態を説明する姿に、参加者は、安心感と応募意欲を持った様子。

生産品は、運送用の台車、東日本ではシェアーは50%以上。

西日本の販売数量拡大がミッションだとか。意欲を感じる説明です。

 

見学直後から、参加者から応募希望の意思表示の連絡。

履歴書や職務経歴の書き方指導依頼、面接時の心構えも聞いてきます。

週明けから、相談の時間を設けて彼らをサポート予定。

 

     

 

又 旧知の県の産業振興財団のサブマネージャーからも連絡あり。

今後求人ほか、様々な支援をしたいため工場を訪問したいとのこと。

彼は、元銀行の役員、私と同年齢。彼の存在は私の励みでもあります。

早速 彼と一緒の新工場訪問に工場長が快諾。忙しい週になりそう。

 

工場見学・職場見学は、応募者にとって必要なプロセス。

仕事内容と職場環境が事前にわかるため、自分とのマッチングも推定可。

離職率が下がるはず。雇用主も一次面接の代わりに求職者を観察可。

 

求職者に希望の求人を数社に絞り込んで見学することを勧めます。

この時 同行するのが私(市)のサービス。求職者の不安を解消。

見学時 確認するように言っているのが、仕事以外の要素。

例えば、経営者の人柄・勤務している人のあいさつの有無・整理整頓など。

 

         

 

行政としてのUターン促進は、人口減少対策の最たるもの。

大きな流れに掉させないけど、少数でも周りに「希望」を与える効果はあり。

私個人の「働き甲斐」と地元貢献への一助の「職場見学」です。

 

画像   建設中の新工場    本宏製作所の岡山工場

     誘致の新聞記事    地元の備北民報社が大きく報道

     新潟土産       新潟の特産土産 香辛料「かんずり」、チョコ

                就職奨励金チラシ    Uターンし、就職すると20万円を支給

 


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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
熱意 (まるちゃん)
2021-01-18 08:08:32
山さんの仕事への熱意は昔と変わらんねぇ。
周りが頼りにするのは当然じゃろうのぉ・・・。
やっぱり焼肉争奪戦を勝ち上がった力はホンモノじゃ! 
新見市の求職者は幸せじゃねぇ!
ハローワークから、あと20年は働いてくれ、と複数年契約を求められとるでしょう?
ま、ワシも若い頃にそのお手並みを直に拝見させて貰えた一人としてお手本とさせて頂いとりますよ。
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認知予防 (元ベース弾き)
2021-01-19 05:56:10
まるちゃん

古希を過ぎて数年。この年まで働けることは嬉しいもの。
経済的にも助かるし、いまだに多くの人と知り合えるのです。
夕方には、疲労感を感じるものの、これは致し方ない年齢。
地元に若い人がいることは、周りも元気になりそう。
ただ 孫のような世代とは、価値観・習慣・言葉も異なります。
いつまで 健康でいられるかわからないものの、「ぴんぴんころり」が目標です。
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ライン (まるちゃん)
2021-01-22 09:20:09
庚午の事務所の片隅に間借りさせて貰うとった頃が懐かしいね?
1週間ほど前、あの頃、あの建物の上でピアノ講師をしとった女性から突然ラインが入ってビックリ!何で突然つながったんか分からんけど、『マルモトくんですか?』 
それから毎日のようにラインでのやりとりが続いとります。真冬ではありますが、昔話に花を咲かせとります。
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胸キュン時代 (元ベース弾き)
2021-01-23 09:14:29
まるちゃん

おかげで40年前の胸がときめく時代を思い出しました。
かみさんと知り合う前(再度 念のため、前です。 笑)結婚を意識したピアノ講師さん。
独り娘のお嬢さんでした。美人でピアノのレベルはトップクラス。
庚午の音楽教室で、講師の講師レベルの人。

その後 かみさんと知り合ったのも、庚午の事務所。
この事務所は、私の青春そのものです。
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怪しい! (まるちゃん)
2021-01-23 10:29:02
えーっ!ほーなんですか?
ピアノ講師の人に?
同じ人じゃないじゃろーね?
実家は三次の大きな屋敷のお嬢さんですよ。
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その人ではありません (元ベース弾き)
2021-01-23 11:54:06
まるちゃん

人違いです。でもその人の知人かもしれません。
紹介され 胡町の音楽喫茶ムシカで初デート。
ロシア系のハーフを思わせる人でした。
少し後、結婚して子供もいると聞きました。
詳しいことを言うと、特定されるので言いませんが・・。
彼女のことを、他人に話したことは、あまりありません。
今は美しく、はかない思い出です。

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