今朝 8時に馴染みの散髪屋に。
カットに加え、白髪交じりの頭を黒髪に染髪。
老人臭さをなくすための工夫です。
市の就職相談員として再々就職が決まってから、白髪染を始めた私。
かみさんが「白髪を黒髪に染めたら?他人は見た目で判断するよ!」
初めは反発したものの、今は染めてよかったと思う日々。
就職相談の人たちに、「若作り」は少し効果があるかもしれません。
2年前、Uターン見込み者の情報収集のため理美容店訪問。
地区に精通し、噂話の「集積所」としての理美容店に狙いを。
事前に店舗数を調べて驚きました。
人口3万人を切る町に、理美容店がなんと100店舗以上営業中。
各地区に数店舗づつ分散し、どんな田舎町でも営業。
食料品店がスーパーに押され壊滅状態な状況とは明暗に差があります。
かつて税務署長が、わが新見市を「バーとバーバーの多い町」と揶揄したとも。
そして理容店と美容店の差もくっきり。
訪問時 閑古鳥が鳴いているは理容店つまり「散髪屋」。
逆に常に客が滞在しているのが「美容院」。
女性のあくなき「美」の追求に比べ、男性の投資は風前の灯。
子供や若者の大半が、美容院に流れているのが現状。
散髪して正月を迎える「風習?」は皆無とか。
散髪回数も大幅減少、少々の長髪も問題視しない世の流れと嘆く散髪屋。
いまだに新規開業が続く「美容院」。
専用椅子などの初期経費が圧倒的に高い散髪屋。美容院とは大きく異なるらしい。
店主の年齢とともに、客の年齢も高齢化し、死亡や施設入所で年々減少。
市内で80歳代の店主がいる理美容店が5~6店舗。
その意味では、飲み屋のママの高齢化に伴う客の高齢化現象に似た点も。
全国を流れ歩いた転勤族の私です。
転勤後、一度訪問した散髪屋から「浮気」することなく「操を守った」私。
義理立てしたのではなく、希望の髪型を新規店で説明するのが億劫だったため。
又 カットの技術云々より、会話できる店が「休息」できる店だったためです。
理容・美容の資格取得も以前と大きく変化したとか。
理美容学校を卒業し、理美容店で働き修業したのは大昔。
今は高校卒業と同時に資格が取得できる高校の専門コースが新設される時代。
理容と美容の大きな差は、剃刀で顔を剃れるのが理容。美容は不可。
カット技術が見直され、全国的に最近理容師志望も若干増え気味とか。
「まとまる髪型」を売り物にする美容が理容のカット技術を見直しているらしい。
片方で、理容組合・美容組合は形骸化してきているとも。
営業時間や休日設定も拘束力が落ち、仲間意識も希薄に。
でも新見市には、大手資本の安売り店がないのが救いだとか。
全国的にコロナで、「落陽」に拍車をかけられる理容業界。
持続化給付金受給店も急増。
地域の情報発信基地としての、理容店には頑張ってほしいものです。
画像 散髪屋 定年間際住んだ中野坂上の裏通り、
正面右のブラウンの建物が散髪屋
馴染みの散髪屋 新見市正田
クリーニング店 中野坂上の小さな店 ワイシャツを出していた店
夕方、JR駅近くの大型美容院のウィンドウを
見ると、客の殆どが男性じゃった。
近頃、散髪屋さんに行くのは高齢者ばっかしじゃ。
わたくしはですねー、娘が美容師なんで
里帰りした昼時間にスケジュールを合わせ
やってもらいます。
タダじゃあなーよ、千円しっかり渡します。
最近、額の生え際が後退し
だんだんと顔の面積が拡がりつつあります。
これは何とかせねば、と対策を相談したら
『そんな事、考えても無駄!
前より後ろの方が砂漠化、激しいよ』
合わせ鏡を見せ、引導を渡す娘は
情け容赦ない言葉を父親であるワシに告げます。
もーちーと思いやりのある人間に育てたつもりじゃのに・・・。
1年に数回 ライブ目的で上京し、娘たちと美容院に行っていたかみさん。
コロナでライブにも行けず、髪のカットもできないとストレスが溜まっているかみさん。
地元に気に入った美容師さんが居ないと嘆いています。
カットしてもらった後、自分で簡単に手入れでき、まとまる髪が良い美容師だとか。
もともとでかい頭(顔?)のまるちゃん!
娘さんの指摘の髪の毛の有無は、素直に受け入れるべきでしょう。
年相応の外観は、人生の重みの象徴。
と言いながら、黒髪に染めている私。
染める髪があるのがうらやましいと妙な褒め方の外野。
髪の毛はあるが、金がないのが私の悩みです。
デカい顔しとっても控えめなノミの心臓のワシは、いつ追い出されるかとビクビクしながら間借りしとったのを思い出します(笑)。
Yさんは浜松で焼き鳥屋をやっとってとか聞いたけど今でもやとってですか? 先輩じゃったけど茶目っ気たっぷりでお世話になりました。
昔のことをよく覚えているなと感心します。
私も言われて思い出します。
かみさんの後輩のMさんは亡くなったと聞いています。
浜松のYさんは、まだお店をやっていて、アマチュア野球の指導も続けているとか。
「頭が大きい」と、脳細胞も多くて記憶力が良いのでしょうね。
「小顔で7頭身」の私は、元同僚の名前も顔も忘れて、認知一歩手前です。
以前勤務したY社より、再就職後のハローワークや市役所のメンバーとの交流が大半です。
そのうち まるちゃんの名前も忘れるかも・・。
ただ 胸キュンを思い出させてくれたことには感謝します。
この歳になっても、青春時代の心のときめきを覚えていたことに自分自身驚きました。