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「冬休み」の「宿題」は大変!

2018年01月21日 | 日常
「冬休み」=2週間の強制休暇に入りました。
数日間は何もせず、買い物やテレビで過ごす日々。
でもどうも落ち着かず、のんびり休暇を楽しむ気持でもありません。

そこで長期の休みでないと、できない作業から着手、
なかなかその気にならなかった庭の木の剪定です。

狭い庭ながら、伸び放題の高い木があり、見通しも悪く、光を遮るのです。
専門家に頼んで、いかにも手入れをしたという庭は、私の好みではなく、「自然」風が好き。
しかし 剪定の知識もなく、高いところの苦手な私には、「ハードルの高い」作業。

でも仕方なく、はしごをかけ、高いところで「ノコギリ」で枝を切ります。
怖かったのは、石垣の上の「イチョウ」の枝落とし。電線・電話線にかからないために。
3メートルの石垣に、はしごが3メートル、身長を加えるとで8m弱の目線の高さ。



下を見るとすくむ足。
テレビや映画でも高いところからの映像を見ると、下半身がマヒしたような気持ち悪さ。
又 高齢になると、反射神経が鈍くなり、体の柔軟性もなくなり、ぎこちない動作。
もし落ちても、瞬間的には頭をかばえないでしょう。最悪状態の想像しながらの作業。

木の上で作業中に電話の着信音が。
片手で木にしがみつき、片手にノコギリの状態で、電話を受けるかどうか迷う瞬間。
作業ズボンのポケットからスマホを取り出すだけでも難しい体勢。
これで落ちたら後悔するし、笑いものではないかとの思いが頭をよぎります。
手短に話し終わり、ほっとする木の上の私。

鳥が好きな赤い実をつける「クロガネモチ」は、5メートル以上の高さのため難航。
「魔除け」の「ひいらぎ」は枯れても葉がとがって痛いため、切った枝をすぐに袋に収納。
常緑樹の「高野槙」や「檜」は適当にカット。冬でも楽しませてくれるのが魅力。
白い「藤」は蔓がほかの木に巻き付き、枯れないように最小限に蔓を切るのに一苦労。
困ったのが「紅葉の木」。ネットの動画でも、手入れは様々。思い切って枝をバッサリ。
「松」は一番難しいらしいが、上に伸びる枝のみを切りました。

3日間 毎日5~6時間の作業でした。足・腰・腕に痛みがあるが、満足感は大。
伐採と切った枝の運搬などは大変な作業でも、手入れ後の庭は気持ちいいものです。



この数日懐かしい友人からの電話も。

昔のお得意先の熊本の問屋の営業責任者。74歳にして地元の市役所勤務。元気な声です。
もう一人は四国の宇和島の医者。大学のオケ仲間のバイオリン奏者。
この時期しか取れない真珠のアコヤ貝の貝柱を送ってくれました。
経済学部卒業後、医学部に入りなおした変わり種の友人。彼も元気。

仕事をしている人は皆元気です。
私も「仕事」があるから「自由課題の宿題」もできるのかもしれません。



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