元ベース弾きの田舎暮らしは

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7月の「岡山物語」 第二章 実家改装編

2008年07月09日 | 住まい、場所

今日、東京に帰ってきました。

岡山新見の実家の改装計画が一歩前進です。
設計士さんを交え、半日の打ち合わせでした。

間取りが大筋で決定。悩んだ末の決断です。
従来の平屋を継承し、2階は作りません。中2階の収納も残します。
瓦も基礎も倍必要でコスト高ですが、母や私達の年齢を考慮しました。

柱およそ100本のみを残し、あとは全面改装。
120年間続いてきた間取りを、大きく変えます。
奥の間・中の間を場所を移して、ひと部屋に縮小。14畳が10畳に。

お客が来る時しか使わない和室の場所に、キッチンとリビングを新設。
14畳の部屋の間仕切りドアを開け、廊下を含めると20畳。
本間(ほんけん)ですから実際は24畳弱。これなら圧迫感がなく開放的です。
この部屋から見るイチョウを夢見て決断しました。

改装ですから、外観は昔のとおり。
中はまったく新しくなります。
最初8畳・6畳の和室をそのままにという周囲の意見に悩みました。

毎日使い、滞在時間の長いリビングをベストポジションに据えます。
この部屋で、イチョウと田舎の風景を見ながら最後を迎えたいのです。
イチョウの成長を止め、そのまま温存。我が家のシンボルです。

     

全体は縮小しますが、母親の部屋のみ庭に新設。
陽あたりは我が家で最高の場所です。庭の一部は移転です。
母親の気配を感じるようにリビングに隣接。
たっての要望でミニキッチンも併設。母の私たち夫婦への遠慮を感じます。
いつでも料理ができ、お茶の沸かせる設備ですが、本当に使うかな?

細部は今からです。
母親のこだわる、方位方角、歳まわり。神と仏の存在など。
年に数回訪問いただく神主さんにお伺いを立てました。
現在精査中です。
でも最後は自分たちの意思だと思っています。

予算を上回りそうです。予算内に収めるため、何を削るかが課題です。
着工時期や細部は今から。
「苦労?」と「夢?」の始まりです。お金も精神力も体力も・・・。


画像  イチョウの木と奥の間(この部屋をリビングにします)
     母屋の屋根とイチョウ(屋根をはるかに超すイチョウ、成長を止める予定)
コメント (4)
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