元ベース弾きの田舎暮らしは

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母の健康対策  千屋温泉 続編

2007年02月11日 | ふるさとの母親
母親にはよく電話します。
そのとき 千屋温泉の話をする母親はとても嬉しそうです。

その千屋温泉でもっと嬉しいことがあったのです。

正月早々 親切な 広島県の人にお世話になったのです。
年寄りのずうずうしさで、千屋温泉で隣で休んでいた見ず知らずの人に声をかけたのです。そして その人の持っている手製のカスリの肩掛けカバンをねだったのです。

かばんの好きな母親が、その人の持っているカバンが気に入り、作って欲しいといったのです。

その人はデパートに出品をするくらいに忙しく、一般の依頼は断っていたらしいのですが、自分の亡くなった母親に似ていた「田舎のおばあさん」のため製作を引き受けて作ってくれたのです。

母親にはあきれています。80歳を越した年寄りが物をねだるのはおかしいし、たかりと間違われるといいましたが、ピンと来てないようです。

しかしよく考えてみると、長生きしている秘訣は、他人とのコミュニケーションをとる能力があるのではないかと思いだしました。

                   

健康は、「体と心」 両方のものなのです。母親はそれを実践しているのです。

そのカバンの製作者Sさんに電話をし、お礼をいいました。
「久しく個人の依頼に応えていない自分が、なぜ引き受けたか不思議ですが、楽しい仕事でした。」と言ってくれました。

母親を元気付けてもらったSさんに感謝。そして出会いを作ってくれた千屋温泉にも。

画像は http://yasumitsu106.blog51.fc2.com/blog-entry-54.html より
コメント
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