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狸騒動

 23日の天皇誕生日はちょっとだけ仕事だったのだ。
 遅い出勤だ。車を職場の駐車場に停めようとすると、駐車場の一角に何かの物体が・・・。車から降り、その物体を見るとなんと狸なのだ。その狸は足と体が赤くなって動けないでいるのだ。

  「どうしたらいいんだべ。今日は旗日で市役所は休みだし・・・。とりあえず交番に電話してみっか。」

 ということで近くの交番に電話してみると、間もなく行きますとの答え。暫くするとミニパトに乗って3人の若い警察官がやってきたのだ。ちょっとの事情聴取のあと、警察官が、

  「タヌキを捕まえてどっかに持って行ったり、手当したりすると『鳥獣保護・・・法』にひっかかりますよ。保護してくれる所を調べてきたので、連絡をとってみます。」

 公務とはいえ、親切なのだ。で直ぐに二本松?にある「何とかセンター」に電話をかけてくれたのだ。電話の内容は、1時間くらいでここに来るが、それまで狸が逃げないように、狸に段ボール箱をかぶせること、という事だ。なので、職場にあった段ボール箱を警察官に渡し、狸に段ボール箱をかぶせてもらったのだ。

 無事狸の捕獲を終え、最後に警察官が「今回はいい勉強になりました。」

 ちなみに、私は野生の狸を見たのが初めてだったのだ。
 ちなみに、写真に写っている段ボール箱の中に動けないでいる狸がいるのだ。
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