私の直方の風景

私の住んでいる直方の好きな風景を紹介します。

◆平成筑豊鉄道のこと◆~◆その3;「嘉麻川橋梁」について◆

2011年11月12日 21時17分15秒 | 郷土の歴史
◆平成筑豊鉄道のこと◆~◆その3;「嘉麻川橋梁」について◆


「平成ちくほう鉄道伊田線」の「南直方御殿口駅」~「あかぢ駅」間の遠賀川支流の嘉麻川を渡る
鉄橋(嘉麻川橋梁)とその付近の風景です。
この鉄橋橋脚は、下流側(直方→伊田方面)が明治26年(1893年)、上流側(伊田→直方方面)が
明治42年(1909年)に、石炭輸送を目的に設置されています。100年以上の歴史があり、まさしく
筑豊の近代化の遺産で、現在も地域の足、観光の路線として立派にその役目を果たしています。

1.朝焼けの嘉麻川橋梁。背景は福智山系です。「なのはな号」が渡っています。朝7時ころです。
川面が鏡のように、これらの影を映しています。左手が、「岩鼻踏切」「南直方御殿口駅」
右手が、「あかぢ駅」側になります。朝日は、右手の雲のあたりにあります。



2.昼の嘉麻川橋梁。背景は福智山系です。下流側(直方→伊田方面)は塗装?工事中。


3.直方駅→伊田駅行きの下流側橋梁を走る列車の中から見た嘉麻川橋梁です。長さ221mです。
背景の幹線堤防道路とは、直方の「岩鼻踏切」で交差します。


4.上流側(伊田→直方方面)橋脚です。赤煉瓦の橋脚が歴史の年月を感じさせます。
11月2日に放映された俳優の火野正平が自転車で巡るNHKBSの「日本縦断~こころ旅」は、
まさしくこの嘉麻川橋梁の橋脚の横を走って、福岡県飯塚市の東町商店街と近くのぼた山(忠隈)
に向ったのです。番組中では、この上流の福北ゆたか線(筑豊本線)小竹~鯰田間の橋梁が
出ていました。この橋も放映して欲しかったですね~(@_@;)


5.橋脚を良く見ると、遠賀川の水流による水圧を低減するために、断面が、船の舳先のように
尖った形になっています。6角形で、上流側と下流側が尖った舟形です。
直方行き「なのはな号」です。






さて、福智山系をバックに「嘉麻川橋梁」を渡る車両のスナップ写真です。
6.「なのはな号」です。


7.鮮やかなピンク色を基調とする「ユメタウン号」です。



8.「初期カラー号」です。



9.私のお気に入りの「炭都物語号」です。左手に岩花踏切、背景の左手は雲取山、右手は福智山。



10.「嘉麻川橋梁」より少し上流では、朝7時頃、放射冷却で霧がかかって、こんな幻想的な
風景も見られました。左手は赤地、御徳、右手奥は八木山方面です。

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