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私の直方の風景

私の住んでいる直方の好きな風景を紹介します。

◎ 直方市植木の「花ノ木堰」の大イチョウの黄葉

2017年12月15日 03時23分00秒 | 郷土の歴史

直方市植木の「花ノ木堰」の大イチョウの黄葉


「花ノ木堰(はなのきせき)」の大イチョウ(公孫樹)は、直方市植木の
犬鳴川と遠賀川本流の合流地点付近の犬鳴川の堤防に大きな姿を見せています。
近くで見るとその大きさと黄葉の美しさ、根元に広がる落葉に感動します。
そして、静かなたたずまいとその歴史に想いを馳せることが出来ます。




左手が、遠賀川合流地点よりやや上流の犬鳴川です。


その大きさは、胸高周囲8.3m、樹高28.4m、主幹から分岐した大枝は25m以上の広さに
枝葉をのばすイチョウ(公孫樹)です。そして、大枝から、大小数10cmの
乳瘤(ちこぶ=気根)が垂れ下がっています。
この乳瘤は、かつては母乳の出ない母親たちの民間信仰の対象になっていたそうです。


乳瘤(ちこぶ=気根)をアップしました。背後に福智山系、福智山が見えます。




そして、樹齢1000年以上と推定されています。
この大イチョウは、福岡県指定(1960年指定)の文化財で、天然記念物に指定されています。
江戸時代には、五平太船の先頭たちが、目印にして筑豊炭田の石炭を運搬していたという
有名な大木イチョウです。


この大いちょうがある場所は、遠賀地方の潅漑用水山田川の取水地点で、
今から360年ほど前の明暦2年(1658)に築造された「花ノ木堰」がある
ところから「花ノ木堰の大公孫樹」と呼ばれるそうです。


また、大イチョウのそばには、俳人「阿部王樹」翁の句碑があります。
”乳瘤垂るゝいちょう大樹や初明り”
「阿部王樹」翁の自宅は、この堤防の近くにあった、との事です。




こちらもどうぞ

遠賀川の大イチョウ(銀杏)春夏秋冬 その2 植木「花の木堰の大イチョウ」  2010年02月27日

◎直方の晩秋の風景◎  2012年11月30日


参考文献(直方市市報H28.8.1);直方の歴史と文化 福岡県指定文化財花ノ木堰の大公孫樹 文 榊正澄



(追加です)

「花ノ木堰」の近くにある植木小学校にも季節の風景を見つけました。
メタセコイアとイチョウと杉の樹の黄葉が混じり合っていました。




◎「九州北部豪雨」から2カ月です

2017年09月09日 23時40分14秒 | 郷土の歴史
「九州北部豪雨」から2カ月;

9月1日付けの「広報 たがわ」に「あの日 私たちに何が迫っていたのか」という
タイトルで「九州北部豪雨」に関わる防災週間の特集が組まれていました。
あの7月5日の九州北部豪雨から、暑い暑い夏を過ごしながら、2か月が経過しました。

私も当日の田川勤務で、夕刻に集中豪雨と防災警報が流される中での、緊迫感を思い出しながら、
改めて防災意識の高まりを覚えました。

その「広報 たがわ」の表紙です。
この表紙掲載写真は、彦山川の伊田大橋から上流の番田橋方面を見たものです。


「広報 たがわ」の表紙や記事の一部の位置関係です。


その日の勤務は、早めの帰宅が決定され、まさしく私も渡った時の番田橋の状況です。
今にもあふれ出しそうな勢いで、流木の混じった濁流がごうごうと渦巻いていました。
番田橋付近の右手上流側は、「川渡り神幸祭」が、賑やかに行われる場所です。


「川渡り神幸祭」「風治八幡宮」については、こちらをどうぞ。

初詣2017;風治八幡宮(田川市伊田)  2017年01月07日

そして、今の穏やかな日常の彦山川の風景です。「広報 たがわ」の表紙と同じ位置から見ています。


同じく、右に目をやれば、二本煙突や竪坑櫓が見えます。


伊田大橋より下流側から香春岳方面です。いつも眺めて通るのどかな風景です。
右手の白い建物は、福岡県立大です。その背景は、大坂山(標高573m。飯岳山ともいう)です。


同じく下流側から、二本煙突や竪坑櫓です。背景に英彦山も遠望出来ます。


上流側から、成道寺付近より彦山川や香春岳を見ました。


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7月5日の九州北部豪雨の際は、幸い、田川中心部から直方へは大きな被害は
有りませんでしたが、上流の添田町には大きな爪跡を残しました。
そして、「線状降雨帯」の直撃を受けた、東峰村、日田市、朝倉市は甚大な被害により、
地域経済や観光に大きな打撃を受け、今もって不自由な生活と復興・再生へ向っての
長い道のりを様々なご苦労・努力をされているのは、既報の通りです。
私もささやかながらの援助活動に心がけている次第です。
また、私も、自然災害に対する過去の経験を踏まえながら、防災意識と対策を
再認識しているところです。
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◎平成ちくほう鉄道沿線の水田の風景~あかぢ(赤地)駅付近から直方駅へ

2017年08月27日 23時18分41秒 | 郷土の歴史
平成ちくほう鉄道沿線の水田の風景~あかぢ(赤地)駅付近から直方駅へ

筑豊地区のこちらでは、稲も順調に育って青々としています。
もう2か月余り前の田植えの頃と、夏の青々として育っている今の稲田の風景です。
つまり、before~after の風景です。
今回は、「平成ちくほう鉄道沿線の水田の風景~あかぢ(赤地)駅付近から直方駅へ」です。

まず、位置関係です。あかぢ駅の所在場所は、「鞍手郡 小竹町 大字赤地」です。


遠賀川の支流でもある嘉麻川の鉄橋(嘉麻川橋梁)を渡り、直方駅に向って、
大きく蛇行する線路が続く、鉄道フアンにとって嬉しい場所です。
*早春から沿線に菜の花が咲き誇ります。
*歴史を感じさせるレンガ造りの橋脚は、洪水時の対策として、上流側と下流側が尖った舟型構造になっています。
*そして、これら、菜の花、鉄橋、そして遠景の福智山系、遠賀川(=嘉麻川)、朝霧の風景、
 「JR福北ゆたか線」と「平成ちくほう鉄道」との合流・・・など、組合せいろいろの魅力的な風景が展開します。

1.さて、あかぢ(赤地)駅付近の田植えの頃の風景です。
藤棚駅を後にして、上り列車の直方行きにて、あかぢ(赤地)駅に到着です。
線路が大きく蛇行して、その向こうに嘉麻川橋梁が見えます。








2.そして、今・・・稲はどんどん大きく青々と成長しています。






3.そして、全長221mの嘉麻川(遠賀川)橋梁を渡ります。これは、明治時代に設置され、
日本の近代化を支えた石炭輸送の輝かしい100年以上の歴史を持つ独特な舟型構造の橋脚も見えます。




鉄道フアンにとって嬉しい場所です・・・こちらもどうぞ(^_^)/~

◎菜の花の風景~(2)平成ちくほう鉄道 直方~御殿口~嘉麻川橋梁  2017年04月07日

◎「平成ちくほう鉄道」菜の花の風景(直方)  2016年03月24日

☆直方の雪景色☆その2  2016年01月30日

☆ママチャリで「飯塚直方自転車道」を走ってみました。☆  2013年02月05日



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九州豪雨では、被災地の方々は、大変つらい日々を過ごされています。
さらに、梅雨明けから続く厳しい夏の暑さのもと、さぞ、大変でしょうが、
どうぞ、心身ともに健康を維持されることをお祈り致します。
私もささやかながら、小さなご支援をしております。
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◎「中泉駅」の事

2017年08月22日 23時14分32秒 | 郷土の歴史
「中泉駅」の簡単な紹介です。

中泉駅は、明治31年(1898)開業となっています。今は、大阪市に本社を置く
ディスプレイ業者の大阪サン・ニュースがネーミング権を取得し、
「大阪サン・ニュース中泉駅」となっています。


直方方面に向って、右手が中泉駅舎で、「ちくまる号」が左手奥(藤棚駅)に向います。
奥に200号線バイパスの陸橋が見えます。


田川方面に向って、左手が中泉駅舎で、「なのはな号」が右手奥(市場駅)から近付きます。
背景は福智山(901m)を主峰とする福智山系です。


中泉駅は、無人駅ですが、駅舎は理髪店「おしゃれステーションふじた」との併設になっていて、
こじんまりとした、クラシックな佇まいで、きれいに手入れされています。風情ある珍しい光景です。










かつては貨物線分岐駅としてにぎわった広い構内で、昔の面影を偲ぶことが出来ます。
その一部の広場では、早朝から、年配者グループがパークゴルフを楽しんでいる光景を
通勤の列車から、しばしば目にします。
左手の移動トイレや物置、そしてパークゴルフが出来る芝生広場が広がっています。
直方方面に向って、背景の中央から右手に見える陸橋は200号線バイパスで、その奥は、藤棚駅になります。
駅の左手奥(南側)は、中泉工業団地になっています。


駅舎の中に楽しい絵が飾られていました。中泉小学校3年1組2010年一同となっています。
そして、良く見ると、担任の先生(ハセガワ)駅や、線路の枕木に書かれた学童たちの名前が
並んでいます。この楽しい絵を描いた小学生は、時を経て、もう高校生なんですね~。


走行中の列車から、岡森堰(右手)を瞬間的に見ることが出来ます。
左手にメタセコイア(石炭の原木)、背景に福智山(901m)を主峰とする福智山系の風景です。


中泉駅から徒歩で、彦山川に架かる岡森橋に着きます。ここから、大きな岡森の井堰が見えます。
画像の中央に英彦山の山並みが見えます。


ここは江戸時代に直方藩が造った利水施設の大事業だった歴史的な場所です。
この堰が潤す地区は広く鞍手郡から北九州まで及んでいます。

◎直方夏祭り2017

2017年07月29日 23時28分45秒 | 郷土の歴史
直方夏祭り2017

今年も「直方山笠」や「のおがた夏まつり」が開かれます。
30日(日)には、19時~「追い山笠」が開催され、その後、20時~「花火大会」となり
日の出大橋~直方市役所前の遠賀川リバーサイド一帯が盛り上がります。

「直方山笠 平成29年夏」のポスターです。
古町中区山笠、古町北区山笠、多賀区山笠、新町祇園山笠の4地区の山笠が参加します。


「多賀神社の一の鳥居」付近ののぼり旗です。


開催日の30日(日)に向けての「直方山笠」準備の模様です。
まず、「古町北区山笠」です。「高館の合戦」です。


続いて、「古町中区山笠」です。古町商店街の中に飾られていました。
「天目山の合戦」と「川中島の合戦」です。






「多賀区山笠」です。「多賀会館」入口に飾られています。「姉川の合戦」「三方が原の合戦」です。






新町北公園と須賀神社の間の「新町祇園山笠」です。「石垣原の合戦」と「大阪夏の陣」です。

まず、お馴染みNHK大河ドラマ「軍師官兵衛」でも、話題になった九州の関ヶ原の戦いとされる
別府市「石垣原の合戦」です。井上九郎右衛門、黒田官兵衛、大友義統、宗像鎮統が登場です。






右手奥の須賀神社の境内では、子供達の奉納相撲大会が実施されていました。


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「直方山笠」の後に引き続き実施される「のおがた夏まつり」花火大会のポスターです。


8月には、「直活祭」開催予定で、ビール祭りが楽しみです。(^_^)/~


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過去のとびとびの内容ですが、こちらもどうぞ(^_^)/~

「のおがた夏まつり」
★炎天下の直方の夏~「のおがた夏まつり」を前に・・・★  2016年07月26日

(^u^) 直方の熱い夏~●花火大会  2010年08月22日


「直方花火大会」
◎平成26年夏~直方山笠と追山◎  2014年08月08日

★平成25年夏~直方花火大会★夏の思い出  2013年08月31日


「直活祭」
★直方駅前「須崎町公園」で第四回『直活祭』のこと★  2016年08月06日


◎直活祭(のおかつさい)をのぞいてみました◎  2015年09月12日

◎「直方五日市」は700回を迎えました

2017年07月22日 08時47分01秒 | 郷土の歴史
◎「直方五日市」は700回を迎えました

直方市の商店街で毎月5日に開かれている「直方五日市」が
7月5日に、700回目の開催となりました。そして、市内外から多くの買い物客が訪れました。
「直方五日市」は、昭和34年(1959年)4月に始まってから58年になります。
生まれも育ちも直方市の私にとっても、懐かしく、そして今も続いている行事です。
スタート当時は、石炭産業が衰退する中で、中心となる古町、さらに明治町、須崎町
殿町の商店街が参加し、大いに賑わっており、多い時には、150店の参加があったそうです。

現在は、空き店舗も目立ち、参加店も全盛時の半分以下の60店舗程度となっているそうです。

今回の7月5日は、あいにくの天候で雨模様でしたが、先着700組への紅白まんじゅうの
プレゼントや「7」の数字にちなんだ売り出し等の多彩な催しが行われ、にぎわいを見せました。
また、恒例の「まちなか民謡」やバナナのたたき売りに加え、福岡市の劇団が街頭でダンスを
披露したりして、訪れた人たちを楽しませてくれました、

広告からの画像です。






直方市市報の表紙です。


ご参考;五日市関連です。・・・こちらもどうぞ。

☆直方五日市~おかげさまで57年、第692回☆ 2016年11月06日

直方の五日市 2014年03月06日

☆直方の五日市ぶらり散歩☆(1) 2015年03月05日

◎「直方自慢」~古町・殿町商店街◎ 2017年01月14日

◎直方市石炭記念館~その2「外からの風景」

2017年07月01日 12時10分06秒 | 郷土の歴史

直方市石炭記念館の外から見た風景です。

1.「直方市石炭記念館」の案内用パンフです。
 駐車場も有りますが、私は、歩いてのんびりと出掛けます。


2.「直方市石炭記念館」への入口です。
 石炭記念館側からの参道です。参道の袴線橋は、元機関庫の転車台が転用されています。
 鉄道フアンには、大変有名な跨線橋です。


 転車台袴線橋の下から、「直方市石炭記念館」をのぞきます。
 白いススキや濃い茶色のメタセが見られる晩秋の風景です。


 菜の花が線路に面する斜面を彩る春の「直方市石炭記念館」の風景です。


 そして、今の梅雨時の風景です。


3.「直方市石炭記念館」の前庭です。
 左手に、大正14年から昭和51年まで、貝島大之浦炭坑で
 52年間働き続けたという、SLファンには嬉しい「コペル32号蒸気機関車」です。
 よく手入れされて黒光りするSLです。


 左手の新しい建物は、平成2年に建て替えられている別館です。

 右手が本館で、明治43年8月に炭鉱経営者で組織された「筑豊石炭鉱業組合直方会議所」として、
 建築され、議事録や坑内模型など、炭坑の歴史を伝えています。
 この本館の2階で、貝島太助、麻生太吉、安川敬一郎、伊藤伝右衛門、掘三太郎など、
 そうそうたる炭鉱主たちが会合し、議論を交わしたのです。

4.別館と本館の間の通路を通り別館の裏側に植樹されている、筑豊地区の石炭の原木の
 ひとつである、メタセコイアを見に行きます。
 「大之浦炭鉱株式会社(貝島炭鉱)寄贈」となっています。
 直ぐそばには、藤棚があり、4月末には、綺麗な花を観賞出来ます。


 12月のメタセ;左手に、12月の茶色になったメタセです。
 直方市役所の8階から見た「直方石炭記念館」です。


 3月のメタセ
 すっかり葉を落とした3月のメタセです。


 6月のメタセ
 緑の葉が一気に茂っています。直方市役所の8階から見た「直方市石炭記念館」です。


5.石炭記念館遠景:直方市役所の8階から見た多賀公園、御館山方向です。
 背景の山手の左に直方市体育館、桜が満開の御館山、多賀公園、
 真ん中に石炭記念館、右手に多賀神社が見えます。


 同じく、手前は、新町~殿町のレトロ地区です。右下に大正11年(1922年)建築の
「旧讃井医院」(現在、「向野堅一記念館」)があります。
 前田園茶舗、石原商店(いづれも昭和初期の建物)や
 今も現役の江浦医院(明治34年竣工、木造洋風建築)などの建物が見えます。
 他にも、レトロな建物が数多くあります。


「直方レトロ」については、こちらもどうぞ。
*なお、先頭は同じ記事です*

◎直方市石炭記念館~その1「燃ゆる石 燃ゆる人 石と人のものがたり」DVD

2017年06月28日 08時58分20秒 | 郷土の歴史
直方市石炭記念館~その1「燃ゆる石 燃ゆる人 石と人のものがたり」DVD好評発売中
私も好きで何度か訪れている「直方市石炭記念館」より、市作成のDVDの発売です。

これについては、直方市のHPに次の記載があります。~そのまま、引用します。


1.「燃ゆる石 燃ゆる人 石と人のものがたり」DVD好評発売中;更新日 2017年06月10日
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『直方市石炭記念館説明記録保存DVD「燃ゆる石 燃ゆる人 石と人のものがたり」を好評発売中です。
このDVDは、燃ゆる石・石炭に魅入られた直方市石炭記念館館長八尋孝司(やひろたかし)さんの
想いと語りを映像で記録し、その姿を後世に伝え残すための記録映像です。
同館には、館長の解説を聞くために、年齢を問わず、全国から多くの人が訪れます。
解説を聞き終えた来館者たちは、驚きと感動、館長への感謝の気持ちを抱き、
再び来館することを誓い帰っていきます。
館長が追い続ける燃ゆる石・石炭とは何か。日本の近代化を支えた直方とは何か。
八尋館長の情熱から探るものがたりです。
また、筑豊石炭鉱業組合直方会議所(石炭記念館本館)・救護練習模擬坑道などの貴重な遺構や、
炭鉱俳句にも光を当てています。
どうぞ、石炭にも負けない燃え上がる情熱を、ご鑑賞ください。』
***************************************

私もこの記事を見て大いに興味を持ちました。
ちょうど、直方図書館にもこのDVDが展示がしてあり、早速視聴しました。映像時間は約25分間です。
石炭記念館の語り部で、主人公たる八尋館長は、直方市内で生まれ育ち、蒸気機関車も運転し、
石炭も運んだ鉄道のプロでもあり、勉強家でその熱意あふれる筑豊を愛する気持ち、語り口が
素晴らしいです。その人柄と生き方には、同世代の私も敬服する次第です。
私も、すぐに石炭記念館に出掛けて、このDVDを購入しました。



2.話題のDVDです。まず、DVDを2枚ほど、購入しました。
主人公の八尋館長もおられて、早速挨拶することも出来て、ちょうど、団体見学者の
受入れ直前でしたが、ちょっと厚かましく、館長のサインと記念写真を撮らせていただきました。
タイトルは「燃ゆる石 燃ゆる人 石と人のものがたり」で、サブタイトルは、
”石炭に魅入られた男 日本の近代化を支えたエネルギーの原点の語り部”です。
筑豊弁の独特な口調の館内案内・説明は、人気者で、来館者も増加し、2015年には、開館以来
年間1万人を初めて突破した、との事です。



3.「直方市石炭記念館」のパンフレットです。




(A)本館は、明治43年8月に炭鉱経営者で組織された「筑豊石炭鉱業組合直方会議所」として、
建築され、議事録や坑内模型など、炭坑の歴史を伝えています。
この本館の2階で、貝島太助、麻生太吉、安川敬一郎、伊藤伝右衛門、掘三太郎など、
そうそうたる炭鉱主たちが、会合し、議論を交わしたことでしょう。

(B)別館は、平成2年に建て替えられていますが、内部には、大きな石炭の塊や各種模型
各種資料が展示されています。山本作兵衛の絵や白蓮さんに関する資料の一部もあります。

(I)救護練習坑道
ガス爆発や落盤などの炭鉱災害の際に、救護隊が編成され、救護活動に携わってきました。
実践即応の救命器具を使用した救護隊員の訓練施設で、大正11年に作られたものです。
延長117m、傾斜20度です。

◎須崎町公園の周囲が変化しています。

2017年06月18日 22時08分35秒 | 郷土の歴史
須崎町公園の周囲が変化しています

すでに、このブログでも紹介・報告しましたが、直方駅前のサンリブが、知古に新築移転し、
旧店舗はすっかり取り壊されて更地になりました。
そして、須崎町商店街入口で、古くからあった1Fに商店が入る雑居ビル(日の出ビル)も
最近、取り壊されました。

更に、日野正平も訪れて、TVにも登場した「光陽うどん」があったビルも解体されました。
そんな、須崎町公園周辺の最近の情報です。

1.まず、須崎町公園の周囲にある、解体前のサンリブと雑居ビル(日の出ビル)です。


2.須崎町公園と解体前のサンリブです。私にとっても、すごく便利なスーパーでした。


3.解体されて更地になったサンリブ跡地です。左手の建物は、「社会保険直方病院」です。


ご参考に、こちらもどうぞ
直方駅前の風景;スーパー「サンリブ直方店」移転、そして現在  2017年01月11日

4.続いて、何となくレトロなイメージの古くからある雑居ビル(日の出ビル)です。
左端は須崎町商店街入口で、正面は雑居ビル(日の出ビル)で、1階は各種店舗が入ります。


5.雑居ビル(日の出ビル)のアップです。1Fは店舗で、上位階は住居になっていました。


6.重機が入って、解体工事が始まりました。


7.解体後の姿です。右手は、雑居ビル(日の出ビル)の背後の福岡銀行の壁です。


8.火野正平が訪れてTVにも登場した「光陽うどん」です。もちろん私も食事しました。


ご参考に、こちらもどうぞ
【直方の桜模様】~番外編;「光陽うどん」と「火野正平さん~こころ旅」  2013年04月03日

9.「光陽うどん」があったビルも解体され、更地となり、杭が立てられています。


10.この界隈で、今もレトロに残っているのは、直方駅前の「西鉄直方バスセンター」です。
西鉄直方バスセンターでは、長距離路線はまだ健在で、発着に利用されております。
一方、市内便を中心とする短距離路線は、直方駅構内のロータリーが利用されています。


・・・・・という訳で、今まで、慣れ親しんだ直方の建築物も解体などで、徐々に変化してきています。

◎田川市石炭歴史博物館リニューアルオープン 2017.4.29

2017年04月29日 23時10分04秒 | 郷土の歴史
田川市石炭歴史博物館リニューアルオープン 2017.4.29

「田川市石炭歴史博物館」には、今まで、何度か見学に入館しましたが、
本館は、今回、1年4カ月の長期休館後、4月29日にリニューアルオープンしました。
今回の休館は、ユネスコ世界記憶遺産の「山本作兵衛コレクション」の適切な
環境下での、保管・展示をおこなうための、改修工事実施のためです。
その間、本館以外の付属施設での各種公開は実施されていましたが、
今回の、リニューアルオープンで、改めてその全容を見ることが出来ました。

また、リニューアルオープン後の1か月間の土曜日の午前午後1回の「ミュージアムツアー」
ということで、私も学芸員の方の説明案内に、運良く参加出来て、大変勉強になりました。

特に、世界記憶遺産登録時にユネスコへ申請した「山本作兵衛コレクション」では、
炭坑記録画の原画27点を特別公開され、分かり易く開設された展示物の数々を拝見して、
改めて世界記憶遺産登録の意義を確認出来ました。
「山本作兵衛コレクション」の入口では、作兵衛さんのおおきな穏やかな肖像写真が
迎えてくれます。(^_^)/~

1.「田川市石炭歴史博物館リニューアルオープン」のパンフレットです。


2.「田川市石炭歴史博物館」への入場券です。


3.「山本作兵衛コレクション」のチラシです。








4.「田川市石炭歴史博物館」の展示ガイド小冊子です。