現役・OBラン祭典のあと

先週の土日、ボクが学生の頃所属していたサイクリングクラブのうん十五周年OB現役合同合宿が、富士山山麓で行われた。

残念ながら諸般の事情によりボクは欠席してしまったが、週明けクラブメーリング掲示板には、数々のOBの御礼の書き込みがあったので、その状況を知ることになる。

みな久しぶりの自転車で、しかも団体行動の楽しさいっぱいの内容だ。

このような感想が沢山書かれていると、参加すべきだったのだが・・・。

おや？一つだけ明らかに論調が全く異なるコメントがありますな。しかも手厳しい。


どれどれ(._.)



「現役の皆さんの自転車に関する知識の低さです。
自転車のセッティング、乗車姿勢、走り方、すべてを見てあまりのレベルの低さに愕然としました。
１年生、２年生に、自転車に関する教育を受けたのかを質問したのですが、・・・」


初代OBの貴重な御意見である。

レベルの低下はどの程度なのかその場にいなかったのでわからないが、その自転車大好きOBがあえて苦言を呈しているからには、かなりヤバイのかもしれない。

スパルタンなクラブだと、今の時代、若者にそぐわずクラブ人員の減少→廃部というあらぬ方向へ転げてゆく可能性も否めない。

事実、その筋では一流のクラブも消滅してしまった例を知っている。


かといって、自転車といえど、後輩たちの命を預かる活動なので気を引き締め臨んでもらいたい。



ボクらが上級生の頃、事故だけには気をつけ、後輩らにやかましく言ってきたつもりだ。

それでも、

・新入生の女子、慣れぬトークリップがはずれず、車道側転倒、長い髪の毛がタンクローリーの後輪2軸にひかれた。
頭じゃなくてよかった。

・耐久ラン、暗闇で歩道に乗り上げ、顔面殴打に流血。救急車で搬送。


・函館駅前ロータリーで、目の前を走るフル装備の後輩が、下を向いて走り、タクシーと激突。
自転車中破。
タクシーの運転手には気の毒なことをした。



・停車中のババー車のドアが開き、女子が突っ込み、後ろ2台も玉突き突っ込み事故。

などなどあった。

実際に見ていないから判断できず、推測の域を脱しないが、現役諸君は走っている最中も、のんべんダラリになってんのかな？


おそらく、先日見た女子大生らののキビキビとした行動がみられなかったのかもしれない。
彼女らは真剣そのものだったから。


命がかかった活動ゆえ、現役諸君には手厳しいOBの苦言を参考に頑張ってもらいたい。


いけねー！諸般の事情で出席できないなんて申しましたけど、あの日、オレは山中湖畔を徘徊してたんだっけ(^_^;

許せ、諸君！