湘南自転車オヤジのまったりサイクリングは今日も明日も絶好調 (^^)/

毎週湘南地方をポタポタと徘徊してるよん。アマチュア無線はCWで主にQRV (^^)v

BRM216 ビーフラインアタック(^^)/ その2

2008年02月18日 | ブルベ

実は、木曜日あたりから右膝が痛くなってきてしまった。これは通勤の帰り道、まだ体が暖まりきらないうちに膝に負荷をかけてしまいこじらせてしまったらしい。しかし、この手の痛みは軽症であり、経験上「走って治す」が最善の治療と考えている。だから今日は膝に絶対に負荷をかけず。向かい風であろうとスピードは気にせずケイデンスを90~105に設定しクルクル回すことを心がけた。そのかいあってか、PC1までには痛みが完全に解消された。よし!ここからは本日のメインディッシュ「ビーフライン」。負荷をかけずにまったりと逝こう(^^;

スタッフの話だとビーフラインは往路よりも復路のほうが少し楽とのこと。さぁ!この言葉を信じPC1を出発。これから13キロ先でビーフラインへとへと導かれる。先ずは交通量の多いR50を慎重に進み、13キロ地点で左折。そしてすぐに右折をしてビーフラインへ入ってゆく。


ここら辺り湘南自転車オヤジとしてはクルマでも訪れたことがない場所なのでワクワク((^^)) いきなり坂道(^^; 広域農道?直線状のゆるゆるとした上りが始まってきた。 10%の上り坂が出現しては下りになりまた上る。珍しくがぜんやる気が出てきた湘南自転車オヤジは軽めのギアで上ってゆく。膝の痛みは既にPC1で消えていたので、あとは負荷をかけずに回すのだ。

おっと!目の前に現れるは残雪とういうかアイスバーンというか・・・ともかく危険。遊び心でちょっと試しにこのカチコチの残雪に乗り上げてみると当然のことながら横滑り(^^;


わーお!6時組のライダーかな?早くも折り返しのライダー達が出現してきた。

桂大橋に出てきた。ん?ここはなんだか見覚えがあるところに出てきた。確か、この近くの道の駅に移動運用しに来たことがあったな~。もう何年前?? そんなことを考えながら橋を渡る最中、すれ違う一人のライダーに目が留まった。あの方はもしかしてゴイスさん?直感ゆえ間違っていたらごめんなさい。


小さなトンネルを抜けるとまだまだ続くビーフライン・・。しかし、サイコンを見ているとあと3キロでビーフラインも終了らしい。意外にも辛くなかったビーフライン、まずまずだ(^^)v


R118に出たら左折をして北上する。takaさんともすれ違った(^^) およそ10キロ走ると折り返し地点である。

14時50分、ようやく本日の折り返し地点である○信ドライブインが見えてきた。152.97キロ

ここで、スタッフのチェックを受け、休むかどうか考えてしまったが、ゆっくりご飯をいただいたらお尻に根が生えてきてしまいそう(^^;   だからここは心を鬼にして出発。今回のブルベには自慢(^^;の補給食を運搬しているからまだまだ燃料切れになることはない。


R118を南下。


ビーフラインの入口に到達する。ここを右折しないと遭難しちゃうんだよな~。再び坂道の応酬が始まった。桂大橋を渡り、再びビーフラインの坂道に入るとなんだかかき分の様子が変わってきた。往路はそこそこ楽勝に坂を上っていったが、復路はまるでだめ。先程のスタッフの言葉を安心しきってしまったのかテンションが切れてしまったのか・・・・。どうも思うように足が回らなくなってきた。数人のライダーに抜かされ後ろからついてゆこうとするが思うようにならん!そういえば、ビーフラインてシングル通過ではなくダブル通過なんだよな~。さっきの往路で力を使いきってしまったのかな?とにかく、だんだんとつらくなってきてしまった。それでもなんとか17時20分、K1に出てすぐにR50を右折できた。

しばらくR50を進んでゆくとサイコンは時速20キロも刻んでいない。はてどうしたことやら?もう一つのサイコンもケイデンス表示から速度表示に切り替えても同じ表示。だからそこそこの勢いで走っているつもりが実は20キロくらいしか出ていないのだ。そして次の瞬間、急にめまいと寒気と眠気が・・・え?何コレ?危険を感じ歩道に上がり座りこんでしまった。これってもしかしてハンガーノック?あと7キロほどでPC3だけどこのままでは持たない。だから、絞りパン、ソイジョイ、握り飯をほうばった。そしたら徐々に復活。そうか、これがハンガーノックね!初めて体験したような気がする。そういえば、こまめに補給食をいただいているが、昼飯はカップうどんと今までのブルベと比べかな~り貧弱な昼飯だったのである。自分が補給食のみで走れるのは200キロくらいまでなんだ。いい勉強になった。

PC3のミニストップ岩瀬羽黒駅店に17時55分着。なんだか走っていても体も心も温まらない。少し座り込んでいると背中がゾクゾクしてきた。DNFまでは行かないにせよかなりモチベーションが下がってきてしまったようだ。この気持ちの切れが完全にぶった切れるとまずいのだ。ここはどかーんと夕飯にしよう。補給食で走れるのは200キロのみ。きっちり自分の中で線引きしておかないと今後にわたりよろしくない。
さて、夕飯。メニューはナポリタン、お稲荷さん3つ、カップ味噌汁、しぼりパン2つ。ナポリタンの量が結構あったので夕食としては丁度いいでしょ(^^)

さてここからが問題だ。だいぶ冷え込んできているのだ。周りのブルベライダー達は防寒具を引っ張り出し着始めた。湘南自転車オヤジは・・・お!そうそう雨具があるじゃないの!早速上着だけ着用してみたら暖かい(^^) 朝方sakakazeさんからいただいた助言が身に沁みるほどありがたく感じた瞬間である。

既に太陽は落ち辺りは暗い。つまり目標物が見えづらくなってきているのだ。心して取り組まなくてはいけない。頼りになるのは手元のQシートと淡々と区間距離を刻んでゆサイコンだ。そうそう、動物的直感もね(^^;; 

長方を左折。ここは絶対に間違えてはいけないポイント。そして勝宮を右折、そして次のポイントはこれも間違えてはいけない場所。十字路で目標物が自販機となっている先程の交差点で市道に入る。明るいうちに自販機を観察していたからなんとか左折することができた。幸い、はるか遠くにアマンダ氏のテールランプが見えているからこれも安心感あり。

更に進み、往路で見かけたや薬品店やガソリンスタンドを見ながら右折は左折を繰り返し南下してゆく。そしてT字路を右折して暫く行く急にホットレモンが飲みたくなってきた。しばらく自販機のあるたびにうろうろと探しようやく癒しの一本をいただく。


ほっと一息つき出発しようとしたら、たくさんの明かりをつけたライダー達がやってきた。うんチャンス!50メーター程後ろにつきついていったのだ。
美妻橋へ向け左折。およそ2キロ走るとPC4に到着。21時13分253.6キロ。
ここではレシート取得のためゼリーのみ購入。店先には慣れた犬がライダー達におこぼれ頂戴的な顔をし媚を売っていた。お座りの号令をかけると一応礼儀正しく座るが何ゆえこんな店先にいるの?

まだ他のライダー達が休んでいる中、一人出発。先程連結させてもらい走ってきたが、その分自分でQシートを読まなくなり、しかもサイコンリセットも怠ってしまった。もし集団から置いてかれたらまるでわからなくなってしまう、そんな危機感から一人出発をしたのだ。

しばらく走ると、ふと左側に殺気を感じた。そちらに目をやると民家の駐車場に一匹の白い犬がこちらを見ている、と思った瞬間、ギャオギャオ吠え立てながら追っかけてきたぞ!湘南自転車オヤジ「ぶわぁ~~~~~~~」と意味不明な言葉を絶叫してターボ全開!35キロくらいで必死に逃げるが足音がやまず、振り返ると勢いよく吠えながら追っかけてきている(@@;;; 100メーター程逃げただろうか?ようやくあの犬は諦めてくれた。なんなんだ、ここいらは!コンビニニいた穏やかな犬は許せるけど、民家から飛び出して追っかけてくる犬は・・・・。どうかしているよ!これで捕まったら覚悟して戦いだぞ、全く・・・・。

昼にお会いした馬鹿でかいホテイさんにご挨拶をし、小川製鉄所の前を右折。小さな市道を通り芽吹橋のたもとに出てきた。左側の自転車橋を渡り利根川土手のサイクリング道路をゆく。ここは街灯もなく完全に真っ暗だ。一人のライダーが300メーター先を走っているから一安心だが、このサイクリング道路で再び犬が出できたらどうしよう・・・と考えていたらちびりそう(^^; 幸い月明かりがあるので闇夜ではない。よかった。敵が現れたらなんとか目視確認ができ逃げ切れる。そう、緊張感が走る。

無事、犬とも遭遇せずに野田市スポーツ公園看板の前を通過して右巻きできた。順調に進んでゆき埼玉テクノポリス入口に到達。ここを左折して次は右折。エローラどおりを通り、T字路にあたれば左折。越谷市役所通りを右折し、K49を左折。ここは交通量が増えてくるので要注意。
綾瀬橋を渡り左折。瓦曾根ロータリーを進み、右折ポイントを間違えてはいけない。ここを曲がり市街地を進めば戸塚環境センターにたどり着くはず。そして環境センターを左折し後は直線をゆき、病院前で左折。川口北高校前を左折し24時過ぎ、神根運動公園に到着!ブルベカードに記入をしてお汁粉をいただいた。美味しい~(^^)

こうして予期せぬ2月の300キロに参加しましたが、300キロは300キロなりにやはり辛いところがありました。Qシートと区間独立計測用サイコンの活用、ハンガーノックまでの境目、暗闇で犬に追われたときの対処の仕方、などなど、今回のブルベでもいろんなことを学ぶことができました。しかしちょっと不安になったのですが、こんな調子で4月の400キロ、5月の600キロはこなせるのでしょうか?


埼玉スタッフの様、お疲れ様でした。今回もいろいろな意味で楽しませていただきありがとうございました。今後もご活躍ください、またいつかお世話になります(^^)


後記
夕方以降真っ暗になる茨城、埼玉県。その一方で26時に通過した六本木は御覧の通り全く勢いが衰えていません。恐るべし六本木・・・・。


コメント (12)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする