Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

ALTECの604系のスピーカーは気に入っていた

2021年06月20日 | ピュアオーディオ


ALTECの604系のSPユニットのサウンドは好きな音だった。重低音は出ないけれど「楽音」は十分に出ていた。能率が100db近くあるので1W/chのアンプでもドライブできた。


604系のBOXには、#612,#614、620A系、クレッシェンド等あるが。その中でも620Aの箱が最も良いと感じた。612/614系では低域の量感に不満を持つ。その点620Aは良いバランスだと思った。他に620B系やクレッシェンド箱も有るが、ご縁が無かった。と云うか、620Aがルックスとサウンドが良かったので敢えて求めなかった。

シングルコーンの様な音の出方は素晴らしく、定位の不安が無い。タンノイのユニットと双璧と云われるが、タンノイのユニットのネットワークが気に入らなかった。また、コーン紙をホーンに見立てて拡散させる方式には限界があると感じた。

スペンドールBC-Ⅱをサブシステムとして使っていた

2021年06月19日 | ピュアオーディオ


自宅で10年ほど前に5年間ほどスペンドールBC‐Ⅱを使っていた事がある。20㎝口径のウーハーとセレッションのツイーターとスーパーツイーターの組み合わせでした。このSPの泣き所はスーパーツイーターの耐入力の無さで、ヴォリュームを上げると直ぐにクリッピングしてしまう事。大音量を望まなければいいんですけどね。


現在使っているセレッションのDITTON15にスーパーツイーターが付いたぐらいに思ってくだされば理解が早いと思います。BC-Ⅱは「枯れた音」がすると評判でしたが、内部配線が非常にショボイので「シルバースター」シリーズの配線に替えたら、ビックリするくらい表現力豊かなサウンドに変身しました。当時、完実電気さんでBC-Ⅱを売っていた方が見えられ、サウンドの違いにビックリされていたのを思い出します。良い内部配線にするとSPユニットの「潜在能力」を引き出せます。

LUXMAN 6RA8ppパワーアンプサウンド

2021年06月18日 | ピュアオーディオ


モノには「物性の音」と云う物が有って、重いモノからは重低音、軽いモノからは軽快な音が出る。大きな真空管からはゆったりとスケールの大きいサウンドがして、6BQ7みたいな小さい球からはキレの有るサウンドが出る。



50年ほど昔のアンプにLUXMAN 6RA8pp(球自体はNEC製)と云うアンプが有った。このアンプは球の大きさに似合わぬ大きなスケールを出していた。



このアンプにも「当方仕様」を施して使っていた。端子やプラグ類で「情報量」(音数)がかなり変わって来ます。サウンドは非常に気に入っていたが、大きな球のアンプが増えて、お守りできなくなって手放してしまった。

オリンパスシステムの中域用パワーアンプにメンテの時期か?

2021年06月17日 | ピュアオーディオ

オリンパスシステムは「音楽部屋」のメイン機として、随分と酷使をして来ました。そろそろメンテを入れないといけなくなって来た様です。


中域用のパワーアンプSTC-4033Lシングルアンプの「オイルコン」から液漏れが大きくなって来た様です。


入荷して「当方仕様」に変更した時の写真です。


1回目の「内部配線交換」した時の写真です。現在は更に高性能の配線材に交換済。


何処が「当方仕様」かと云うと、リアパネルの端子類を全てフルテックの「ロジウム仕様」のRCAソケット、XLRソケット、SP端子、電源インレット、そしてとどめは「FXヒューズ」に交換して有ります。この写真は2010年の1月に取っていますので11年目ですね。オイルコンの液漏れ・・・交換部品が有りません。多分オリジナルで作成されたのは50年以上前だと思います。古い管球アンプの修理は部品の確保如何にかかっています。予備の管球アンプも3台有りますので、じっくり修理したいと考えています。

20年前にサブで使っていたWE310Aプリアンプ

2021年06月16日 | ピュアオーディオ


サブシステム様にWE310A球を使ったプリアンプを使っていた。WE310Aには「太メッシュ」と「細メッシュ」のTYPEが有ります。面白い事に音の傾向がメッシュの形で出てきます。



「太メッシュ」を使った時は、「太い音」がします。「細メッシュ」を使った時は「きめ細やかな音」がします。メッシュの形状でサウンドの傾向までも変わってくるなんて・・・。試して見ないと分からない処です。型番は全く同じです。


現在は過大な予備球の処分をしている

2021年06月15日 | ピュアオーディオ

先週から過大な「予備球」の処分を開始しました。残りの人生を考えると「15年」ほど持たせれば充分と考えます。金色のCV1173(HL4)は6セットの予備を持っていました。


変わった所では「銀色スモーク」のCV1173も有りました。80年以上前の真空管です。その時代は「手作り品」の時代で、「古典管」と呼ばれています。


同じく「古典管」で英国オスラム製のMHL4です。こちらも過分な在庫がかなりあります。他にも「出力管」や「整流管」も状態の良い「NOS品」を沢山ストックしています。これらも在庫の見直しが必要になるでしょう。

不動品のMD機の処分も済みました

2021年06月14日 | ピュアオーディオ


オリンパスシステムでは、CD・MD・FMチューナーがメインソースです。時々DATも聴きます。


一番良く聴いているのはMDですね。FMエアーチェックで3年ほど録り溜めた1000枚が有るので、そちらの「録音確認」をしています。録音するばかりで溜まっていましたので、録音トラブルや曲が気に入らないものは処分しています。少しMDも整理して聴くに堪える物だけを選んでいます。

不動品のMD機の処分が終わりました。DENON DN-980FやDN-990Rがそれぞれ2台づつ在りましたが処分完了です。

アンプ類も色々試しました

2021年06月13日 | ピュアオーディオ

自宅システムは一昨年までは「ローインピーダンス」で悩んでいました。そこで、白羽の矢を立てたのが「クレル」のパワーアンプ。コンパクトでルックスも良く、音の出方や質感も良く、かなり気に入りました。このアンプをもってしても1台のパワーアンプで「7SPユニットシステム」をドライブするのは無理と判断せざるを得ませんでした。その後、3ウェイマルチアンプシステムに移行して行きます。このクレルのアンプは息子宅の「RCA箱Wフロントロードホーンシステム(お化けホーンHL90)」の高域用に使ってもらっています。

1年くらい使わないと、本当の実力は分からない事は分かっていましたが、他にもアンプを多数所有していましたので、使い勝手や音質は息子にお任せしています。

まだ16分音符に付いていけない

2021年06月12日 | ピュアオーディオ


エレキギターを始めたけれどまだ16分音符についていけない。まだ始めたばかりだから仕方のない事かも知れない。コツを掴めば先に進めるだろう。なかなか悪戦苦闘中である。



シールドケーブルも2種作成したが、結構な「音質差」がある。使い勝手は2号の方が良いが、音質や音色は1号の方が圧倒的に良い。エフェクターも要るので中間ケーブル(約1m仕様)も要る事も分かった。早速ケーブル作成して見たい。

オーディオの本質は「音質」だと思う

2021年06月11日 | ピュアオーディオ

オーディオ趣味の本質は「音質」だと思う。同じ装置を揃えてもオーナーが違えば自ずと音質は変わって来る。「琴線に触れる音」が出ているかが大きなポイントだ。


音楽部屋も自宅でも38cmクラスのウーハーと2インチスロートのコンプレッションドライバーを使っている。空気を震わして音を伝播させるにはサイズも重要なファクターだ。オーナーがどの水準のサウンドを求めているかで、使う機器やユニットが変わって来る。


たとえ小口径のユニットを使ったシステムでも、「音質」を追求したシステムから「琴線に触れる音」が出る事もある。やって見なければ分からない事が多い。やった者だけが到達できる境地もある。オリンパスシステムと自宅システムでは「描く世界」が違う。当然求めるサウンドや音色が違うので変えている。だが、どちらのシステムも「琴線に触れる音」がする。だから悩ましいのだ。最後は「いつまでも聴いていられるサウンド」の方を選択する事になるだろう。