Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

専務宅 レビンソン#380SL+#331Lのサウンド確認

2011年09月27日 | ピュアオーディオ

昨年10月にレビンソンの#380SLと#331を購入して、しばらく612Aシステムのアンプとして使っていました。今年に入り、専務宅にセットで移動しました。その後のサウンドの確認をまったく出来ないでいました。もう十分活性化して「活眼」していると思いましたので、本日念願かなってやっと聴かせてもらいました。

380sl331l1_2

上段からWADIA#6、ライントランスST-X、レビンソン#380SLプリ、レビンソン#331パワーアンプです。非常にシンプルな構成です。#380SLのスタンドは特注で作っています。こうしないとストレートタイプの電源ケーブルが使えません。

どんなサウンドが出てくるか楽しみにしていたのですが、音の線が太く、繊細で、奥行き感も有り、エネルギー感も十分で、申し分ないサウンドになっていました。特に音数の多さには唖然とさせられます。高域に艶やかさは有りませんが輝きは出ています。この辺はツィーターにピラミッドを使っている関係かと思います。

現時点ではライントランスST-Xを使っていませんでしたので使う様に指示しました。もっとも内部配線をSuperTrail仕様にしないといけませんので直ぐに作業に取り掛かっています。

しなやかさやまろやかさと奥行き方向(前後感)が更に良くなると推測しています。


612Aシステムのアンプ交換

2011年09月27日 | ピュアオーディオ

昨日RCA箱システムのアンプ交換で、612Aシステムの6550ppパワーアンプをRCA箱システムの低域に持って行った関係で、612Aシステムのパワーアンプを入れ替えました。

612a

RCA6L6ppアンプに交換しています。出力は18W/chとほとんど変わりませんが、出力管が6550→6L6になっています。また内部配線もTrail仕様でSuperTrail仕様の6550ppアンプから比べると音数が及びません。RCA箱システムの低域のアンプが手に入るまでの一時的なモノです。

それから、この612AシステムもRCA箱システムにも「ライントランス」を再度導入しています。元々ライントランスは各システムに導入していたのですが、CDPを入れ替え・交換等をした為に「ふん詰まり」がひどく、一時的に外していました。今回は接続して直ぐの状態でも「ふん詰まり」は一切感じません。RCA箱システムでも同様に一切「ふん詰まり」を感じません。CDPが「活眼」してくれているようです。

このライントランスを入れた事でまろやかさと滑らかさ、音の厚みと奥行き感を手に入れています。CDP単体の場合の「むき出しの刃物」の様なサウンドが鞘に収まって、落ち着いたサウンドになりました。