Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

対策完了後のBC-Ⅱの実力

2007年09月03日 | ピュアオーディオ

スペンドールのBC-Ⅱにご執心なブログが続きますが、事務所から元の設置場所の自宅に移動しました。それに従いアンプも変わりましたがSPの性能がアンプの性能を超えてしまった様です。

組み合わせているアンプはサトリのコンパクトプリ+パワー(PRE-7610+AMP-7511M (Trail仕様))ですが完全に負けています。

元々がサトリでも最廉価のシステムですのでやむを得ません。(購入価格¥350000円)

アンプVSスピーカーの組合せで

1)アンプが圧倒的に強いとSPから「プリプリ感」が出ます。

2)逆にSPが圧倒的に強いとチョッと聴きにはわかり難いのですが「カーン」と言うようなピーキーな音色を感じてしまいます。

現在聴きづらい「カーン」の音色が有りますが、アンプをそのままで改善できないか(アンプのドライブ力を上げたのと同じ効果)の実験を始めました。

ちなみに自宅のメインのアンプでドライブしてやると、コンプレッションドライバーから音が出ているような質感になり、耳障りな音色はまったくなくなります。SN感や繊細感・力感がまったく違います。

ここまでSPの性能を上げるとアンプにも良い物が必要になります。現在ドック入りしているKMQ8(6AR8pp)のTrail仕様アンプを使うように予定しています。

話が反れましたがSPケーブルの更なる実験をしています。なかなか良い結果が出ています。更にもう一つ別の音質対策実験も進めています。こちらも読み通り以上の効果が出ているようです。

昨日鹿児島からM様と言うお客様が当社に試聴に見えられ、BC-Ⅱのサウンドと自宅メインの707Jシステムのサウンドを聴いていただきました。

最初にBC-Ⅱのサウンドを聴いていただきましたが、音の密度感や音色の晴れやかさ(クリアーさ)としなやかな質感・スケール感を感じていただいたようです。「うるささをほとんど感じない」との事でした。ヤマハの1000Mをお使いとの事ですが「音質」に相当ギャップを感じられたようです。

聴き比べでメインの707Jシステムのサウンドを聴かれたら質感がまったく違いますのでこちらでの試聴ばかりになりました。(当たり前のこと)

事務所のオリンパスシステムと比べても頭一つ出ていることを理解された様でした。