Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

自宅のシステムの音

2008年12月13日 | ピュアオーディオ

5 自宅のSPシステムはJBLのユニットを中心に組んでいます。ウーハーの箱はサンスイ SP-707Jのバックロード箱にD130と175DLH+#2405を組み込んでいます。その箱の上に#375とゴールドウィングのホーン+デッカとビクターのリボンを使っています。ネットワークはJBLの#3160+#3105です。

このラインナップから想像されるのは生粋のJAZZサウンドと思います。2インチドライバーの「飛んで来る音」を#375を使った事のある方なら想像できるはずです。「ジャジャ馬」の俗に言う「JBLサウンド」を。

ですが、私のシステムでは「飛んで来る音」は多分あるのでしょうが「飛んで来る」感覚は有りません。「優しい音色」です。

この「飛んで来る音」はTrail仕様の#375にする事で「繊細な音の粒子」にして聴かせます。今回の壁コンの交換と「ウルトラ仕様」にした事で改善前より更に「飛んで来る音」が少なくなっています。

透き通るような「透明感」と「繊細な」音の粒子でSPの存在感を消そうとしています。その為には「膨大な音数」(情報量)を出さなければなりません。

先ほどジェットストリームを掛けていたと前回のプログに書きましたが、その後「カンターテ・ドミノ」を聴いています。透き通るような質感でバランスが良く、「飛んで来る音」もほぼ気にならないレベルになっています。

JAZZもクラシックも分け隔てなく再生できるように精進しています。今回の改善でまた一歩自分のイメージに近づいた様です。

音のキレとヌケが良く、バランスが良く、「飛んで来る音」もなく2インチのドライバーが朗々と鳴るのです。人によっては「優しい音」と捉えられるかもしれません。通常JBLサウンドといったサウンドはしません。しかしトランジェントの良い(立ち上がり・立下り)軽く反応し、コクの有るサウンドはそう多くないと思います。

今日のサウンドに今日の自分は満足しています。この真夜中に9時のボリューム位置で38cmウーハーと2インチドライバーを楽しめるのですから。それもとびきりの「美しい音色」で堪えてくれるのですから。


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