
既存のソースと云えばCDとLPになります。LPはもう増やすことはないと思います。CDも2000枚ほど集めても、気に云った曲は聴きなれてしまって、また聴きたいと思わない限り回さなくなりました。そこで、昔カセットテープに録音していた様に、簡単にFMエアーチェックが出来ないかと録音機材を集めて見ました。

簡単に扱えて便利なのがMD機ですが、MDの往時から既に30年以上経過していて、ピックアップや内部のコンデンサー系等の「不具合」が多く、なかなか使える機台を探すのが一苦労です。

DATもMDと同じ事が言えます。DATは更に古く40年前の機器。こちらも正常に動作(録再)出来るものが少ない。機器は正常に動いて安心できる。トラブルを抱えている機台は扱いづらい。DATも5台ほど購入して現在残っているのは2台のみ。音質はMDよりも良いと感じる。

MDでも私のシステムでは「CD並み」の音質で出てくれる。FM放送を録音したのに、音質劣化は非常に少ない。これは「デジタル」の恩恵か?と思う。デジタルチューナーの威力ですね。
オープンリールはテープの管理が大変で、維持管理が難しいと判断し中止した。
放送時間中に立ち会える場合は、DJのトークをカットして曲だけをカセットテープに録音していました。番組スポンサーもオーディオ・メーカーが多く、エアチェックするリスナーのことを考慮して、DJトークと曲再生はしっかりと分け、フルコーラス再生する、非常に素晴らしい時代だったと思います。
現在、民放でエアチェックしているのは『ジェットストリーム』ぐらいです。
それでも、録音した後は編集せずに聴いて終わりです。
民放FMの問題点は「放送用リミッター」を過度にかけて放送していることでしょうか。
近年、『オプティマイザー』と呼ばれる「放送用リミッター」をかけてFM放送の音質を再現して楽しむ一部のオーディオ・マニアな方々がいらっしゃるようです。
放送用リミッターの存在など知らなかった若かりし頃は気にもしてませんでしたが、近年は、そのあまりにもクセの強い音のキャラクターが苦手で、民放FMのエアチェックは次第にやらなくなってしまいました。
今はもっぱらYoutubeをエアチェック(ネットチェック?)しております。
音質的には状態の良い動画でMD程度な感じですが、アーティスト名や曲名で検索できるので便利ですね。探すべき対象の名称を指定してやらなければならないので、あまり偶然性は期待できないですが。入手困難な貴重な音源が見つかる事もあります。
昔のFM放送(アナログ)と今のFM放送(デジタル)では音質及び音質劣化の程度が違いますね。
現在のエアーチェックでは殆ど音質劣化を感じません。
民放は田舎ではエアーチェックに向きません。
色々やって見ると貴重な録音が録れるチャンスにもなります。