Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

またプリアンプを元に戻す

2013年08月23日 | ピュアオーディオ

一昨日は管球プリ2号から1号へ、昨日は1号から2号への交換を実施しました。2号の不具合対策を実施したのでその確認の為です。

D90_004 (管球プリ1号)

管球プリ1号と2号を比較する様に交換できたので、その音質の違いが良く判ります。結論から行くと、1号に2号はかないませんが、弦楽器の質感だけは2号の方が良さそうです。

D90_012 (管球プリ2号)

1号は、図太い音の厚みとエネルギー感が有り、音数が非常に多いです。2号は1号に比べれば若干音数が少なく、エネルギー感もやや弱い分使い易さを持っています。どちらもTr型プリよりも音の厚みが有ります。

1号は内部配線を全て手配線で実施しています。同軸ケーブルの3本組合せを1本にして、シールドのアースを丁寧に取って、SN比はTr型に引けを取りません。2号の方は信号増幅段にプリント基板が使って有り、この辺がエネルギー感の違いとなって出ています。こちらもシールドアースを丁寧に取っています。

どちらをオリンパスに使っても良いのですが、1号は自宅システム用にMC昇圧トランスを内蔵させてアナログLPに対応させています。自宅ではアナログLPが聴ける様にしていたい・・・と云う願望が有ります。1号・2号共にフォノイコ内蔵で2系統のRCA端子を持っています。

チャンデバの活性化の為には1号の方が強力なドライブで早くなると思いますが、交換の順序の都合で、現在は2号の完成度を上げる為に、不具合点の修正確認や未知の不具合点が無いかを確認しています。

将来的には1号をオリンパスシステムに据える事になるでしょう。


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