Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

その時代でなければ買えないモノもある

2023年10月18日 | ピュアオーディオ

CDPの高級機は1980年代に出ている。もう40年前の事になる。今では手に入れるのが難しくなっている。スチューダーのA730も予備のピックアップメカを20年ストックしていたから蘇ったが、ストックが無ければ消えていく存在になっていたであろう。


DATもCDPと同年代の機種だ。回転系を持つシステムは原理的に「消耗」が出て来る。消耗部品の予備が無ければ維持さえもできない。

古いアンプやソース機器にはその時代でないと手に入らない物が有る。数十年経って、そんな機器を購入しても何処かに不具合を抱えている。回路内部であればコンデンサーの劣化は必然的に起きている。古い機器を買うと云う事はリスクを抱えていると云う事。

「音楽に飢えていた世代」は団塊の世代より上の世代が殆どだろう。現在の若者はiPhoneやipodでノイズレスの音楽を聴くことが出来る。大型のオーディオ装置など置き場所にも困るだろう。この辺の情熱のかけ方が「オーディオ世代」とは異なっている。団塊の世代はもう75才以上の「後期高齢者」になってしまう。二度とオーディオ業界が賑わう事も無いだろう。私も含めて「化石」化して行くと思う。

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