Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

30~45年前の機器のサウンド

2017年12月04日 | ピュアオーディオ
ケンソニックのC200・P300は1973年の発売、ディネッセンのアンプは1983年、今から30~45年ほど前の機器になります。「初心の音」を今の私の「耳」で聴いて、「今までのオーディオのグレードアップ」とは何だったんだろうか?と云う感想を持つ。



機器を替えれば確かに音は変わる。その事だけしか知らなかった昔とは違い、機器のセッティングや材質、SPセッティング等の設置に関する事でも音は変わる。ケーブル類の選択でも大きくサウンドは変わる。何を触っても音は変わる。

新しい機器に買い替える事で「グレードアップ」をしていたように錯覚していた自分が有った。初心のサウンドを聴いてその念を強くした。前にも云った様に、良いサウンドを得る為にまずしなければならない事は、使用頻度を上げて機器の活性化を図って使う事。次にケーブル類を徐々にグレードアップして、「情報量の伝送を増やしていく事」だ。急激に上げ過ぎると内部の劣化しかかっている弱い部分が壊れてしまう。古い機器になるのでこの辺はちょっと注意だ必要だ。



古い機器も私にとっては「素材」と思っている。この素材から自分の好きなサウンドを作り出せればそれで満足。音楽を楽しむサウンドが出せれば自分的には満足できる。サブ機としての位置づけなので、いくらかの妥協はしても良い。


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