Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

UL-1500UP 117V電源トランスの効果確認

2009年10月03日 | ピュアオーディオ

昨日完成したステップアップトランスを自宅に持ち帰り、従来の菅野製作所の500W昇圧トランスと入れ替えて「音質確認」を致しました。

夕方6時からSWを入れて音楽を流し始めました。電源プラグとソケットを馴染ませる為に「5時間」は必要ですのでゆっくりやるしか有りません。
Ul1500up_22
インレットとコンセント配置と内部ケーブルの状況です。
Ul1500up_21
横から見ますとこの様な配線になります。ケーブルは特製の「ルシファー仕様」になります。この場合は外側のシールドを取り除き、芯線のみを使っています。

さて肝心の音質はと云いますと「Good!!」です。繋いで音出しをした瞬間に「音数の増加」、「音の拡がり」、「周波数レンジの拡大」を感じました。実際に「馴染みを」感じ始めたのは3時間後以降でやはり5時間くらい経たないと「本来の性能」にはならないようです。

5時間後のサウンドは「ゆったりなめらかで非常に柔らかな質感で柔軟性」が有ります。トランスの容量が効いているのかも知れませんが、このサウンドの傾向は1号機の専務宅で感じた内容に似ています。これがこのトランスを使った音の傾向なのかもしれません。好ましいものです。

「音数の増加」、「音色のやわらかさの増加」、「音の拡がりの増加」、「周波数レンジの拡大」と「反応の速さ」とほとんど文句なしです。

試聴には「ジェットストリーム ロマンチッククルージング ボンジュールパリ」を使いました。これはEMT981を活眼させる為に気楽に楽しめるようにいつも聴いている曲です。今までの状態で耳になじんでいますので、音の変化を直ぐに聴きとれます。

弦楽器の数が増えたのと今まで聴こえなかった音が入っていたのが新鮮に聴こえます。音色もより美しくなり、弦楽器群の「うねり」や空中を漂う様な、香る様な質感が出ています。オン的な音とオフ的な音が見事に表現されるようになっています。

EMT981そのものはまだ「ふん詰まった」音の状態ですが、「活眼」した時に予想していた音が現在で近い状態で出ています。これが本当に「活眼」した時にはもっと良くなる訳ですので非常に高い次元に行きそうで楽しみです。


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