昨日の説明では判り難かったと思いましたので、再度別の見方で述べて見たいと思います。良く調教されたシステムでは「柔らかい音」を出していると思います。この「柔らかい音」が私の言う「球面波」と読んでいる伝播の仕方です。
「柔らかい音」を出す為には、①SPユニットの特徴 ②アンプの選択 ③出力・音圧と能率の関係を理解してシステムを組むべきと思います。
＃375等の2インチスロート（4インチダイアフラム）のドライバーから「柔らかい音」を出す為には、出力の小さな良質なアンプの方が有利と思います。Tr型とppタイプ管球型では出力数値は大きく違いますが、殆ど変わらない音圧を感じます。シングルタイプの管球アンプではppタイプの約半分くらいの音圧になるようです。
Tr型アンプでも各メーカーによって音色やドライブ力が違うように、管球式でも回路やパーツ、作り、球(初段管・出力管・整流管等）で大きく違ったサウンドになります。それらの中から最適なものを見つけ出すのは至難の業かもしれませんが、それを意識してやる事はできます。
蜂の巣に替えた後の半月は、正に機関銃で狙い撃ちされてるようでした。原因の一つは、ウーファーの分割振動領域が充分に減衰されていなかったことのようです。チャンネルデバイダーは音質だけではなく、個々の特性を把握してつきあわないと判断不能に陥るようです。
３ウエイ化して日が浅いですが、スピーカーの音がどんどん「普通」の音になっていくように感じます。
その代り上流の機材に敏感に反応しますので気が許せません。
現在、パワーアンプは表情の豊かさが気に入っているEL34(6CA7)で合わせています。ネットワークでは充分使えた初段管が微細なノイズを発していることが分かってしまい、ローノイズ管を探すのに大層な時間がかかったりしております。
メンテナンスに出す機材も増えていますが、それだけ機材の精度が必要とされてきています。
前に書かれていた「部屋のせいにしない」ことと今回の「柔らかいおと」の関係など読みたいところです。
かつてデッドな部屋で格闘していたころには適度な残響時間がどうしても取れないため音像に拘らざるを得ませんでした。そのころはケーブル類への拘りが最高だったようで、現在の部屋に移ってからは準備はしていますが、すっかり出番が無くなりました。
ケーブルより、機材の違いが鮮明になったせいかと思われます。
私的には、部屋50、システム50かなあと思います。
高域はもちろんですが、中低域のダイナミズムやライブネスは適度な残響とエネルギーを逃がさない遮音が必須かと。
ずっと気になっていたことで質問があるのですが、写真で拝見するとスピーカーの間にラックを置かれていますが、おそらくこの位置の長短認識の上と思われますが、この配置を選択されているデメリットを超えるメリットは何でしょうか？
音質アップも追い詰めて行くと「ただの音」（普通の音）になって行く様です。但し、「電気仕掛けの音」とはグレードが違うと思います。
オリンパスの設置についてのお尋ねの件・・・ここしか置くスペースが取れなかったのです。・・・トホホ・・・。でも部屋の性にはしません。
この部屋は広さ7畳半。南北に細長く、西側は2間の襖、東側はすべて押入れ、北側は出入り口、南側のみ板張り床になっていましたので、ここにSPとアンプ類を設置しました。出来ればアンプ類は西側に置きたかったのですが、床面が畳敷き、襖は出入り口でも有るので、スペース的に置けませんでした。
現在この家は私専用の「音楽部屋」になっています。気兼ねなく大きな音が出せます。（もっともそう大きな音は必要ありませんが・・・）
一般の方が一番気にされるのは、SP間の中央の大きなラックの存在。音像定位を邪魔しているとお考えだと思いますが、私的には何ら問題有りません。SPからの音は前面に広角に放射されますので、中央のラックは何も阻害をしていません。音数が増えて来ますと音像は透けて出て来ます。
そして、進化した拙宅の音も聴いて下さいませ～。
次は自宅でしたかね^^;
最近、仕事に追われてました(>_<)
以前の音が聴いてみたいです。
次回のオフ会を楽しみにしています。