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2014年頃、YAMAHAのDSP-3000を使って「多チャンネル再生」の実験をしていた時が有りました。
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JBL#216プロ&コントロール3を2セット使って、フロント・リアに分けてDSPサウンドを確認してみました。
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2chメインのオリンパスシステムに、フロント側#216プロ、リア側にコントロール#3を使いましたが、「質感」の面で「NO」と判定しました。
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メインのオリンパスシステムの質感に他のSPやアンプ類の質感が合いません。グレードが違いすぎて「音が出ている」だけのサウンドぐらいにしか感じません。DSPで色々なシチエーションに変化出来ましたが、「作り物っぽい」感触で違和感を感じました。
結局、DSP-3000やサブアンプ・サブスピーカーのグレードをオリンパスと同じグレードにしなければならないだろうし、同じグレードにしてもDSPを使う事で「音質ダウン」してしまいます。
一時期、DSPサウンドをSS誌で誉めていた時期が有りましたが、根付かなかったのが分かりました。DSPを変化させて「音の変化」を聴く遊びには良いが、「本質」部分(音楽の再現)では使い物にならない。