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Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

「定位」がフラフラ

2013年09月23日 | ピュアオーディオ

マルチアンプの活性化中は「辛い状況」が出てくる。チャンデバ単体の活性化に取り組んでいるが、これだけでも大変です。

私のオリンパスシステムは3ウェイマルチアンプです。当然チャンデバを使っています。「定位」はプリアンプのパイロットランプの1点に合わせています。チャンデバの活性化中はこの「定位」がめちゃくちゃになる時期が必ず来るのです。左右両ch共に同じ様に動くとは限りません。

例えば、
低域はLch側にブレ
中域はRch側にブレ
高域はLch側にブレ
と云う様に、帯域毎に反対側に定位がズレて、まとまりのないサウンドになってしまいます。
上述の様なズレは色々な組み合わせが有り、それらが収まるまで動き続けます。

昨日は「中くらいのふん詰まりが取れた」と喜んでいましたが、今日は上述の様な「定位」の不自然な状況に陥っています。「ふん詰まり感」はヌケた方が活性化していますので、定位はヌケた方に偏ります。

朝方は「昨日の最後の状況」で非常に好ましく思ったのですが、3時間ほど鳴らし込んだ処で「定位」がおかしくなりました。その後3時間ほど鳴らし込みましたが、低域はRch側、中域もLch側、高域はRch側と、だんだん酷くなっています。明日も機器の調整は一切しないで、そのまま鳴らし込みます。左右両chが均等になり、プリアンプのパイロットランプの1点に「定位」が戻るまで「苦行」が続きます。

「定位」が各帯域でテンデンバラバラになると聴くのも辛くなります。チャンデバが故障したのではなく、その活性化の途中で「左右のバランスが崩れる時が来る」事を知っておれば、機器の故障と勘違いする事もなくなります。ただひたすら「鳴らし込む」だけで収束します。