明けましておめでとうございます。皆様のご多幸を祈念します。
昨年末にようやくJBL3台ホーンシステム(オリンパス、RCA箱、SP-707J)が完成し、自分用の2セットについては、プリアンプもSuperTrail仕様にして「一本のケーブルの思想による伝送」が完成しました。長かった・・・。8年も毎日アーダ・コーダと機器の確認や、対策の試聴をして来ましたので、少々本来の目的(音楽を楽しむ事)から離れていたように思います。
音数や音のバランス、音色、音のヌケ・キレ・ノビ等は、システム全体が合わさって出てきます。どこか一つでもネックの処が有れば、そのネックのところのグレードになってしまいます。全体のシステムアップをすれば、今までの機器やケーブルでも見違えるような表現力を持てるようになります。
私のシステムのサウンドは他所では聴けない音の出方をしていると思います。「音変換ロス対策」や「伝送ロスの極小化」を実施し、アンプ類も管球式にしていますので、多分独特なサウンドになっていると思います。自分の頭の中にある「求める音のイメージ」はマランツ#7の世界に近いと思います。ただマランツ#7を使っていないのは、旧態のサウンドではなく、現在のハイエンドクラスでも通用するサウンドにしたい為で、自作の方向性で実現を探求しました。
「音の実験室」もそろそろ終わりにして「音楽を楽しむ」年にしたいと考えています。昨年までの実験や各種の対策のノウハウを基にして、新しい商品の開発やサービスを考案していきたいと考えています。1月中には事務所を閉鎖して、自宅でインターネット販売のみにシフトして営業を継続していきたいと考えています。今後とも宜しくお願いいたします。