Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

2セットのシステムは厳しい

2011年04月26日 | ピュアオーディオ

自宅の10畳の居間に2セットのSPシステムは厳しいですね。2セット目を無理やり入れ込んだおかげでメインシステムの定位が真ん中に来ません。現在センターから右側に30cmズレています。サブシステムを入れたおかげで、メインが聴けなくなっていますので本末転倒な状態です。

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サブシステムでも音楽は十分楽しめますので、もうしばらくはこのままで楽しみたいと考えています。

サブシステムの良い所はシステムが非常にシンプルな事で、アンプの熱を気にする事もなく使えます。SPのサウンドもSWを追加したおかげで豊かな低域の上に引き締まった音数の多い中高域が乗っています。真夜中に聴く事が多いのでこの圧迫感の無いサウンドは非常に聴き易いのです。

欲張ってシステムを増やそうとしても問題が出て上手くいかないもんですね。


スーパーウーハーの活用

2011年04月26日 | ピュアオーディオ

以前YST-SW1000を使った事が有りましたが、その時は使いこなせていませんでした。メインSPの低音と質感が異なる事に閉口しました。

しかし、現在のケーブル類を見直した状態で組み合わせたサウンドに違和感は有りません。SWウーハーを組み合わせた効果だけを享受できるようになっていると感じています。

私の作ったJBL3大ホーンシステムは、3ウェイの帯域毎に複数のユニットを組み合わせています。一つのユニットでは全ての音を変換できないからです。「音変換ロス」と呼んでいます。メインとなるSPユニットと正反対の特性を持つユニットを出来るだけ組み合わせるようにしています。

高音域はツィーターの追加で割と簡単に誰でも出来ます。ホーン型にはリボン型のSPユニットが正反対の特性のように思います。音の品位が揃わないとといけません。その点中音域で一番苦労しました。JBL#375を中音ドライバーに使っていて、クロスを500Hzにしていますので500Hz以上の帯域をカバーできる「リボン型SP」を探すのに手間取りました。現在はハイルドライバーを使う事で解決しています。3セット揃えるのに非常に苦労しました。

次に低音域の複合ユニット化で現在色々と試行錯誤をしています。38cmウーハーと20cmクラスのウーハーの組み合わせをして来ました。LE8TやテレフンケンRB46の500Hz以下の帯域等を組み合わせてきました。かなり改善は出来るのですが、期待した効果は得られていません。そこで今回の「スーパーウーハー」になりました。

今回スーパーウーハーと組み合わせ実験を色々なSPシステムとやっています。自宅でのRB46との組み合わせは非常に素晴らしい性能を出しています。同じく自宅のSP-707JやALTEC#612Aシステムでも確認をしています。

今回新に自宅のSP-707JシステムにもYST-SW45を1台導入しています。その結果サウンドは非常に滑らかになり、音の隙間が埋められたような感触を持ちました。また最低域が広がり量感も増えて音楽性が向上したように感じています。もうしばらくサウンドの変化を確認して見たいと思っています。