
相も変わらず、毎日午後から「音楽部屋」のメインの、オリンパスシステムを聴いている。やはり、このシステムが私のシステムの中で断トツで「生演奏」に近いリアルな再生をする。ピアノソロならば「目の前で弾いている」感覚で聴ける。
最近このシステムで嵌っているのが「ブーニン」さんの録音。1970年代初め(私が20歳頃)ポリーニさんの「ショパン:エチュード」を初めて聴いた時を思い出す。あの頃はポリーニさんの澄み切った「ピアノの音色」に感激した。その後、1980年代・1990年代はサラリーマン時代で仕事に忙しく、TVもステレオもかける時間がなかった。だから、当時の流行歌も殆ど知らないし、好きなクラシックの演奏家も知らなかった。
最近、スローライフになって、ピアノ演奏家の曲を良くかける。その中で、ブーニンさんの「ピアノの音色」に惹かれている。「ピアノのタッチ」と云うべきか?彼独特の強力な打鍵音と透明感を感じる。現在4枚のCDを持っているが、たくさん集めて聴きたいと願っている。