農薬のことを考えたら切りがない。ここでもいろいろな人がいて、いろんな意見を持つ。庵主は、使う必要ないと考えるから使わない。が、今の立場は研修生。慣行農法での場だから、いろいろ使うことになる。その取扱いに関する安全教育も受けた。農薬は登録されている通りに使えば安全だ。安全性は外郭の検査センターで検査され云々という登録の流れのことも説明を受けた。
露地で生姜の栽培をする。準備の一環で、土壌消毒剤を使った。始めて聞いた名前のものではなく、毒性のことは何度も目にしたもの。露地栽培を望んでいると伝えているので参加した。ピーマンのハウスにアブラムシ。マミーにもなっているのが多いから、天敵(ハチ)がきちんと働いている。ただ、ハチの気配がない。天敵は近々に入れるとのこと。とりあえず、登録されている希釈具合よりずっと薄めてスプレ―する。
多摩川の少年たち、ISILに代表されるテロリストたちは何も感じないのだろうか。サラリーマンのように自分を支配する者のため、自分をそのグループ・組織の中で守るため、殺しても痛くもかゆくもないのだろうか。ひとりひとり、何か組織の為に働いているのなら、仕方がない、のかもしれない。が、痛みや苦痛、恐れを理解しないとはどういうことか…。
人の手は自然のバランスを崩す方向にしか持ってゆけない。特に庵主の手なぞ破壊に過ぎず、でもそのバランスが崩れることが苦痛でならない。だから、どうせ破壊するにしても、その速さをゆったりしたものに止めておきたい。だから、使わなくてもいいものは使わないですます。しかもバランスを崩したことで、余計な手間もおおいに増える。無駄にしかならない。
今日の一枚:7時前にピーマンのハウス前で気温を見たら、氷点下。最低は-5℃だった。水道の蛇口をひねっても、水などでやしない。仕方なく寮に戻れば、寮の前の水道に下、氷の土筆が。高さが20センチ位あった。
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