二畳庵庵主の戯れ言

一輪の桜に従い野に。ついに2015年、人生の第三ステージの場・高知に立つ。仁淀川に魅せられたオヤジの戯れ言日記。

白鳥の嘆き

2012-03-15 19:12:40 | 徒然に想う
最近朝の散歩にでると、ちょうど朝と夜のせめぎ合いのただ中に飛び込むことになる。

切り通しに向かう道、左手を見れば、東の空が広がる。白鳥が大きくハネを広げているのが見て取れる。

遊水池までゆくと、進行方向に先ほどの白鳥が見える。ところが、気のせいか、頭の方がぼやける。胴体の真ん中辺りに朝と夜の境目の曲線が引かれ、首側が朝のほうに突っ込んでいるからだ。ただ、それが薄い雲のせいだ、霞のせいだと言われると、確証をもって否定できない。

神社に上がる五時過ぎ、ついに青の時間、白鳥の姿は見つけにくい。そこから十五分、畑のわきで振り返って見ると空にその姿はもうない。

マンションに着けば、すっかり朝の空、ほどなく赤の時間。



《春霞 出るなでるなと 星の声》






今日の一枚:昨日さんざん今朝までにはと言っていたのに、完成してない。午前に状況の説明を求めたのになしのつぶて。待ちくたびれて、早々に会社を出てしまう。会社近くの運河に架かる橋から、6時半頃、西の空。金星に、左下に木星。

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