二畳庵庵主の戯れ言

一輪の桜に従い野に。ついに2015年、人生の第三ステージの場・高知に立つ。仁淀川に魅せられたオヤジの戯れ言日記。

竹の輝き

2011-05-03 16:45:31 | 徒然に想う
電車から神社の方を望んでいたら、見つけた。花の宴が終わった後、竹が黄色くなって、それが回りの若々しい緑に良く映えている。桜や新緑の派手さは無いが、しっかり「春ですよ」と主張している。きれいなもんだ。

今までこんなことを感じたことなかった。竹の子の季節だから、葉が枯れて黄色くなる。それで、この季節、竹秋という言葉があるのは知っている。神社の下の公園を歩くから、そんな竹の様子も分かる。つまるところ、知っているつもり、分かっているつもりで、感じてこなかった。

最近、知る、分かるということがどうでもよくなってきた。そんなことより、感じることのほうが重要なんではないか、と思えるのだ。アンテナを張ること、それをして感じたことを確かめる。そうしたら、自ずから知れるし、分かるだろう。それで十分。以前ジェラルディンに「お前は本捨てろ、捨てなくてはならない」といわれたことがある。なんとなく「分かってきた」ような気がしてる、今日このごろ。



《新緑の林に輝く竹木立ち》




今日の一枚:神社の展望台から、6時頃。昨日黄砂が舞う舞わないなんて言っていた。その名残か…。

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