二畳庵庵主の戯れ言

一輪の桜に従い野に。ついに2015年、人生の第三ステージの場・高知に立つ。仁淀川に魅せられたオヤジの戯れ言日記。

そりゃ、もう、

2015-10-23 18:49:38 | 徒然に想う

失敗! 黒パイの水、止めちゃいけない、んだ。昨日の水圧に気をよくして、山につくなり灌水ホースへの栓を抜いた。これで一時間もすれば、水やりも終わるだろう。で、堆肥場を作ろうなどと想っていた。…? ホースを覗いても、もちろん見えるわけもないが、水の気配がしない。そんなぁ。

配水槽をのぞき込む、水は十分ある。風呂桶に流れ込むラインは石で流入しにくいようにした。ん~ん、それでも灌水ホースのほうに入っていく水の勢いが感じられない。詰まらせたか…。ナイフの先でホースに穴をあけドリップが出るかでないかで調べるも、ハッキリわからない。でも開けたはずの穴の周辺が微かに湿る。仕方ない、灌水チューブとジョウロの二本立てでやろう。

午前中水やりを終え、文旦でおやつを取っていると、電話が入る。「稲わら、もらえるけど、要る?」。「30分で行きます」。今季種まきの結果がいい。窪川で習った新聞紙作戦も功を制したが、圃場が汚くなる。偶然見つけたカラカラの稲わら、そのマルチがまっこといい感じで保水もするし、朝露も集める(刈り取った草も同じ。でもそれだけでは足りない)。その水気がそんな結果をもたらした。藁、これは使わない手はない。直ぐ使わんくとも、手元に持っておかなきゃ、と飛びついた。…それから、また電話、苗余ったから要る? またまた電話、リフォームのオンチャンから時間変更。またまた、また電話、登記完了の書類を取りに来てくださいとの連絡。もう、なんでさ! 

灌水チューブに繋ぎ変えた。あれ、あれ!? かなりの勢いでチューブが膨れていく。詰まった、なんてのがまるで嘘のよう。なるほど、水と空気の圧力だ。つまり、栓をしたことで、もちろん100%塞いだわけじゃないから、空気の部分ができる。一方、ホースの中には水が残っている。ハスくち側からも空気は入る。その圧のバランスで、水が流れない。そこに灌水チューブをつないだもんだから、ゆっくり空気が押し出されて、水がでた。黒パイの流れは止めたりするとイカンとうことだ。それからの水やり? 灌水チューブをハスくちに変え、もちろん、たっぷり、たっぷり。

 

 

今日の一枚:10時ころ、水やりを終え文旦も食べた。どれ始めるかと背伸び。あれ、もう畑の高さでも紅葉だ。

 


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