ノーベル賞受賞が決まった山中教授、すごいですね。50年の人生で、きちんと自他ともに認める「成果」を持たれてる。もしかしたら「自」の「成果」はもっと別なところにあるかもしれないけど、「他」としてノーベル賞が認めた。「自」からも、「成果」をあげたといってもおかしくない。
それに比べ、こちらときたら…。同じような人生49年で「自」も「他」も認めるような「成果」など、何一つ持ってない。(「成果」の社会に対する影響力の大きさを言ってるんじゃない)時間を切り売りし、苦痛に耐え、酔っ払い、眠りに就く。それだけの毎日の繰り返し。サラリーマンとして、なんらかの「成果」を持ち得ているかもしれない。が、「自」には屈辱としか思えない。
人として同じような年数生きてきて、「成果」がある・なしの、この違い。なんとも表現し難いほどのショック。何が違ったのだろう、違うのだろう。サラリーマンということで、バブルに踊り、アグラをかいて生活してきた。そこに大切な何かを忘れ去ってしまってきたじゃないだろか。
新聞によれば…。「大きな可能性はあるが、役立つところまで来ていない。まだ受賞はないと思っていた」。受賞決定の知らせは自宅で洗濯機を直そうと思って座り込んでいた時に携帯電話にあったとか。「家族も私もぴんとこず、ぼうぜんとした。80を超えた母に報告できたことが本当に良かった」「仕事は終わっておらず、医学への本当の貢献をこれから実現させなければいけない」。教授は臨床医だったとかで、患者への思いが深い。研究成果を待ち望む人たちに対し、「たくさんの人が一生懸命研究している。苦しいと思うが、希望を捨てずにいてほしい」と呼び掛けた。
比較しても始まらない…。いや、そうでなく、アグラをかくのを止め、早く行動せねば。さもなくば「成果」のないまま終えてしまう。
今日の一枚:(写真差し替え)5時15分ころ、神社の展望台より
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