二畳庵庵主の戯れ言

一輪の桜に従い野に。ついに2015年、人生の第三ステージの場・高知に立つ。仁淀川に魅せられたオヤジの戯れ言日記。

巡礼、遍路、歩く

2012-10-11 08:20:00 | 徒然に想う
月曜の体育の日、お袋殿のお供をしながら、秩父巡礼二日目。そのお袋殿、最近後期高齢者になったと、悲しいんだか嬉しいんだか、よく口にされる。初めての巡礼、どこまで行けるか、成り行き任せ。

横瀬駅に降り立つと、武甲山にはガスがかかり、ヒンヤリした空気に包まれる。西の空、雲はさほどない。歩きやすそうな天気。8時、末広がりの八番札所からスタート。コースの見つけ方などいろんな話しながら、快適に順調に。十四番札所を打ち終え昼食。ここでゆっくり休憩。十五、十六番札所まで巡って、今回は区切った。お袋殿、愚息の心配をよそにしっかり歩かれた。それ、ちょっと嬉しかったり。今頃、筋肉痛でボヤかれてるかもしれないが…。

一日目のことを少し書き足しておこう。その日、秩父辺りは9、10時頃まで雨の予想。住んでいる所では、すでにベランダの手すりに雨が当たる。出掛けるか否か…。雨は止む、と勝手に決めて家を出た。歩き出し一時間、雨。もう一時間、雨。いつも使うオレンジのポンチョに雨音。ふとあること気付いた。やって来る車が対向車線に入っていく、庵主を避けてる。四国遍路第二弾で、強く感じたこと、ひとの優しさを思い出した。

自分には、この歩くというスピードがつくづく合っている。日常では見落としていることや感じなくなったこと、いろんなことを再発見する。自分自身のヴィジョン・クエストであると同時に、そんな一面がある。誇れる「成果」が上がるまで、歩こう。歩き続けよう。





今日の一枚:昨日の五時十分頃、カワセミの川の土手にて。

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