散歩士のOさん、Iさんといっしょに朝が開けてゆくのを見ていた。誰とはなしに「電車も貨物も通らないですね」。二年前の今日の朝のこと。
よく見れば、神社の展望台から見下ろすJRの高架線の信号機が赤。この時何かを実感したこと覚えている。もちろん前日のビルの揺れや家に向かって歩き出したのも覚えている。様子見に寄った大将の処で見た津波の映像も覚えている。冷静なつもりがパニックに陥っていたと思う。ところが、朝になっても電車が、貨物列車が動いていない。それまで他人事のように受け取っていたことが、急に冷静に身近かな事と認識した瞬間だった。
今朝は一人。最近、Oさん、Iさんとタイミングがズレて、なかなか御一緒できない。それでも、別なところで姿をお見かけもするし、挨拶も交わす。幸い、あれだけの事が起きたにもかかわらず、あの朝のように日課の散歩を続けられている。自分にとっての当たり前が当たり前のまま、なんて幸せなんだろう。
今日の一枚:またまた、神社の展望台から。5時15分頃。
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