二畳庵庵主の戯れ言

一輪の桜に従い野に。ついに2015年、人生の第三ステージの場・高知に立つ。仁淀川に魅せられたオヤジの戯れ言日記。

信じがたいこと

2012-06-18 20:36:22 | 徒然に想う
昼休みにウェッブで読んだニュース。

1)米の放射線実測図、政府が放置 原発事故避難に生かさず(朝日新聞デジタル>政治>国政>記事 2012年6月18日5時0分)

東京電力福島第一原子力発電所の事故直後の昨年3月17~19日、米エネルギー省が米軍機で空から放射線測定を行って詳細な「汚染地図」を提供したのに、日本政府はこのデータを公表せず、住民の避難に活用していなかったことがわかった。放射性物質が大量に放出される中、北西方向に帯状に広がる高濃度地域が一目でわかるデータが死蔵され、大勢の住民が汚染地域を避難先や避難経路に選んだ。


これに関連して、

2)米エネルギー省、福島第一原発事故から1カ月間の放射線量の調査を発表 - 東洋経済オンライン(2011年4月23日)。

と、言う事実。政府が何を言っても、知り得たこと、それを活用しなかった事実。


こういうことをしても平気な政府が、よくもまぁ「大飯原発」の再稼動が安全だと判断できたもんだ。どうせ、確認しなければならない点やデータを見落としているに決まっている。

で、もう一つ分からないのが、県知事や自治体の長がこの状況を知っていながら、どうして鵜呑みし同意できたのか。利権がらみなのは明白。彼らの前におびただしい枚数の金が積まれ視界を閉ざしたんじゃないだろか。

で、彼らはなにかが起きても、国が安全だというから同意したといって一切責任取らない、当然のこととして。でも、自らの手で、「自分」の子供や孫たちを危険にさらしてしまった責任だけは、「ジィジ」「バァバ」としてきちんと振る舞ってほしい。まさか、今から「死人に口なし」なんて、自らのことを思っていないだろうな。こりゃ、言い過ぎ? いやいや、まんざら嘘でないかも知れぬ。





今日の一枚:彼らの時間までとは言わぬが、ゆっくり時間かけて良かった。神社下の公園にて、五時五分頃。