二畳庵庵主の戯れ言

一輪の桜に従い野に。ついに2015年、人生の第三ステージの場・高知に立つ。仁淀川に魅せられたオヤジの戯れ言日記。

白梅の様子

2010-02-21 11:29:55 | 徒然に想う
コースをちょっとはずれ寄り道。農家さんの庭先、色々な種類の梅が植わっていて、毎年楽しませてくれる。なかでも枝垂れの白梅が満開になると庭全体がもう梅の香りに包まれる。ちょっと覗かせてもらうと、紅梅や白梅もまだ三分四分程度。川の土手にあるのがもう九分に近い。今年は遅いか、まだまだ時間がかかる。

同じ白梅でも咲く時期が違う。もちろん品種による差もあるだろうが、マイクロクリマの影響はどうなんだろう。川から行くと、この農家さんのところは500メートルほど離れている。ちょうど段丘面を背にするように建つ。北からの冷たい風は段丘とその上にある雑木林とでほとんど当たらない。東側、南側は道一本はさんで畑。日当たりもいい。

一方、川沿いの木は四方を多少栗や雑木などに囲まれているが、畑と畑の境界線になっている。もちろん寒風に曝されるし、川の影響で寒暖の差も大きかろう。それゆえ川沿いの方が早く咲きだす、か。ところがだ、桜並木のある川沿いにも一本立派な白梅があって、これがまだ二分もいっていない。「本や能書きじゃない、そのものを見てないと分からない」と、いうことか。


今日の一枚:その枝垂れの白梅。蕾はもう開く寸前のようにも見える。数輪つけたこんな状況もいいもんだ。