二畳庵庵主の戯れ言

一輪の桜に従い野に。ついに2015年、人生の第三ステージの場・高知に立つ。仁淀川に魅せられたオヤジの戯れ言日記。

ここに…

2008-01-06 18:34:34 | 徒然に想う
お赤飯にミカン。神社の記帳台にお供えとして置かれている。新年早々、これは何かおめでたい事でもあったのだろうか。松が取れる時にお赤飯をというのは聞いたことないし…。きっとそうだ、そうにちがいない。この神社の神さんは傍にいるんだ。

そういえば、昨日、境内は人が多かった。総出で新年の後片付けという感じ。結というものだろか、神社だから社中というのか…。今なら、自治会?若い人も高齢な方も、それぞれが何か参加していた。皆さんのなかで、根付いているもの・継がれるものがあるだろう。

午後散歩の後で、久々に大きな本屋に出かけた。正直、なんであんなに本があるんだろ、驚いてしまった。大体、似たようなことに何冊?数冊じゃ利かない。一体何人がああだこうだといいたいことを勝手に言って本にしているんだ? 確かトルストイは「本はこの世に一冊、聖書さえあれば充分だ」と言った。何か宗教を信仰しているわけではないが、そうだと思う。時間つぶしには有効だが、自分にとって有効なものを見出すのは至難の業、時間の無駄遣い。そんな本たちは、悪いが、生きちゃいない。

大量な情報や本の中には何もないか…。代わりに、年齢を超えたり、地域の中で面と向かってほそぼそ継がれているようなことのほうが、まだまだ生活の中で、生き続けていて価値があるかも知れぬ。