遊戯(ゆげ)

世の中は、なるようになるわ。
あきらめないで、悠然と生きる事を楽しむ・・・・
それが遊戯(ゆげ)の心です。

やすらぎの郷

2017-04-08 | Weblog

今週から、始まった昼ドラが、凄い。

石坂浩二の、ナレーションが、素晴らしい。
出演者が、超有名な役者ばかりで、脚本が、現実味を帯びてくる。

テレビに貢献した人を、人生の最後に、無料で収容するやすらぎの郷がある。

その施設たるや、豪華で、痒いところに手が届く、夢のような設備。

無料で、死ぬまで、面倒をみてくれる。まさに、理想的な環境。

誰でも、入れる訳じゃないというところがみそ。

倉本聰の、脚本、演出だから
登場人物が、生き生きと、語り始める。

存在感が半端じゃないのは、一人一人、

人生のアウトラインを作っているから。


始まったばかりだけれど、引き込まれていく。
老や、介護、病気、死、まで描かれていく??

喫煙者が、多いのが、面白い。

最近の、テレビや映画は、喫煙シーンがほとんど無いのが、

不自然な気がしていたから。

脚本家の、石坂が、認知症の妻を見送り、家を息子に譲り
やすらぎの郷に入る決意をしたとき、息子に、喫煙を責められ、

ひどく怒り出すシーンがあった。

また、息子の嫁が、妻の着物を形見分けに、友達に譲りたいと言ったときに、

庭で、燃やしてしまうやりきれない気持ちが、ありがちで

うまいなあと感じ入ってしまった。

本物志向の、倉本聰だから、
こんな、ドラマを、実現してしまったのだと思う。

この先何が起きるのか、楽しみ。

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