今週から、始まった昼ドラが、凄い。
石坂浩二の、ナレーションが、素晴らしい。
出演者が、超有名な役者ばかりで、脚本が、現実味を帯びてくる。
テレビに貢献した人を、人生の最後に、無料で収容するやすらぎの郷がある。
その施設たるや、豪華で、痒いところに手が届く、夢のような設備。
無料で、死ぬまで、面倒をみてくれる。まさに、理想的な環境。
誰でも、入れる訳じゃないというところがみそ。
倉本聰の、脚本、演出だから
登場人物が、生き生きと、語り始める。
存在感が半端じゃないのは、一人一人、
人生のアウトラインを作っているから。
始まったばかりだけれど、引き込まれていく。
老や、介護、病気、死、まで描かれていく??
喫煙者が、多いのが、面白い。
最近の、テレビや映画は、喫煙シーンがほとんど無いのが、
不自然な気がしていたから。
脚本家の、石坂が、認知症の妻を見送り、家を息子に譲り
やすらぎの郷に入る決意をしたとき、息子に、喫煙を責められ、
ひどく怒り出すシーンがあった。
また、息子の嫁が、妻の着物を形見分けに、友達に譲りたいと言ったときに、
庭で、燃やしてしまうやりきれない気持ちが、ありがちで
うまいなあと感じ入ってしまった。
本物志向の、倉本聰だから、
こんな、ドラマを、実現してしまったのだと思う。
この先何が起きるのか、楽しみ。
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