東日本大震災で大きな被害を受けた、岩手県大槌町の山の上に置かれた電話。
誰もが自由に使えて、『今はそばにいない人』と話すことが出来ます。
これは、佐々木格さんが、自宅の庭に設置したものです。
今夜、NHKで、この電話をかけにくる人たちの様子を伝えて居ました。
大槌町は、震災でわずか30分で街が全て流されてしまい,
未だに行方のわからない方が沢山居られるのです。
家族を亡くした方が、電話をかけに来ます。
何も言えなくて、ただ聞いている方も、近況報告しながら涙にくれる方も。
五年過ぎた今も、皆さんの気持ちは、少しも癒されてはいません!
本当に、辛いことです。
でも、電話線の無い電話は、きっと大切な方に届いて居ます。
いつまでも、ご家族を見守っていらっしゃることでしょう。
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