遊戯(ゆげ)

世の中は、なるようになるわ。
あきらめないで、悠然と生きる事を楽しむ・・・・
それが遊戯(ゆげ)の心です。

千と千尋の神かくし

2019-08-18 | Weblog
18年も前の映画だったか
今見ても新しい
さすが
宮崎駿監督

ジブリ作品は
人間への優しさが、
源流にあり
湧き水のように
心に染みてくる

千尋は、
優柔不断の
気のきかない
小学生

ちょっと、気の強い母の前で
萎縮した感じの
能天気な父の翼に羽根を休めているような女の子。

異空間に
入り込み
突然の一人ぼっちに、
呆然としつつも
懸命に働いて、
ハクや
父母を助けようとする。

湯婆は、恐ろしい魔女でありながら
息子を溺愛し
振り回されている。

顔なしは、
満たされない孤独な怪物で、
金で、人の心を買おうとする。

腐れ神は
実は
傷ついた神様で
千のお陰で
体に刺さったものを
除去してもらい
もとの神様にもどる

わがままな「坊」は、
銭婆の所へ旅することで
千の優しい愛に触れて
深い愛に気づく。

千と千尋の神かくしは、
再生の物語だった。

食欲にまかせ、
豚にされた両親、
暴れに暴れた顔なしも
改心して
・・・・・・・

心の弱い千尋は、ハクや両親を助けるために
勇気を振り絞った結果
自分の足で
歩ける女の子になり
しっかりと意思を貫けた。


辛い事の多い社会にあって
決して
諦めてはいけないのだと
知る映画だった。
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