遊戯(ゆげ)

世の中は、なるようになるわ。
あきらめないで、悠然と生きる事を楽しむ・・・・
それが遊戯(ゆげ)の心です。

映画「春を背負って」

2014-06-17 | Weblog
笹本稜平 原作
木村大作 監督
松山ケンイチ、蒼井 優、豊川悦司、壇 ふみ、小林 薫


山好きな私にとっては、立山連邦を
舞台にしたこの映画はたまらない。
雪山の厳しさ、命にかかわる大自然の
脅威

山小屋で働きたいと思った日を思い出した。
360度、どこを切り取っても絵になると
立山を舞台に撮影したとか。

富士山、槍ヶ岳、穂高連邦
素晴らしいパノラマが随所に出てくる。

菫小屋は、
日本の山のどこにでもある。
そんな懐かしさを覚える。


人は大人になるほど背負うものが増えていくんだ、
何も考えず、一歩ずつ普通に歩けばいいんだ

という言葉が、亡き父、そして敬愛する悟郎さんの口からも
出てくる。


蒼井憂扮するあいちゃんが、
病気の父母の面倒を見ていたとき
自分は両親を見てやっていると
上から目線で思っていた。
と語る場面が胸に刺さった。

今、自分の人生を思うとき、
謙虚さを無くして居ると思う。



一番大切なことを見失わないようにしたい。

立山には二三度、行ったことがあるので
余計懐かしかった。


悪いひとが
誰も出て来ない映画は
清々しいね。
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