eラーニングの現状と展望

ネットラーニングHD、ネットラーニング、WIWIW、Phoenix Consulting、各代表取締役 岸田徹

シンプルに考える

2012-07-11 07:58:41 | NetLearning Group
人々は、ものごとをどんどん複雑にしているのではないかと感じることがよくある。

その原因はなにであろうか。

そのひとつは、何かを解決しなければならないときに、起きている状況への対応を考えがちであることにありそうだ。

対応策を考える。対症療法だ。あるいは、弥縫策。つぎあて対策。

それは、解決しているようにみえるだけだ。その結果、あらたな矛盾がうまれあらたな事態が発生する。また、その対応策が必要になる。そして、泥沼にはいっていく。

状況への対応策を考えるという考え方そのものが間違っている。起きている状況の原因をかんがえるべきなのだ。その背景を考えるべきなのだ。その状況に対応するのではなく、その状況をなくすことを考えるべきなのだ。

根本的に解決する。しばしば、そのほうが簡単に、すっきり解決してしまう。弥縫策に、さらにあらたな弥縫策が必要になって泥沼にはいることもない。

みんな頭が良すぎる。弥縫策を思いつく能力がある。

もっとシンプルでなければならない。


上高地帝国ホテル

2012-07-09 06:19:59 | 旅行
上高地帝国ホテルのベランダサイドの部屋は、希望殺到でほとんど予約がとれません。長年チャレンジして、今回はじめて予約がとれました。


大正時代の焼岳の噴火が梓川をせきとめてつくった大正池も次第に土砂でうずまり、川にもどりつつあるそうです。


一週間ほどまえに、月の輪グマが目撃された。


林の中を歩く。


雪渓がのこっています。上高地から2時間半ほどの岳沢小屋もみえています。梓川から望遠で撮影。




電子書籍端末の行く末

2012-07-04 10:31:14 | 電子書籍・電子出版
凸版もこの秋に電子書籍端末を7,000円前後で発売する。楽天やソニーなどと競い合う。

電子書籍端末の将来を考える時に、ワープロ専用機の全盛と消滅のプロセスを思い出す。

電子書籍端末の消滅には、二つの理由がある。一つは、汎用機に必ず吸収されるということ。タブレットに吸収されるだろう。汎用機のダイナミックな発展に追いつけない。ユーザーが、汎用タブレットと二重に所有する理由もない。
もう一つは、現在の紙をそのまま電子化した電子書籍は過渡的なものであり、その専用機は、電子書籍のクラウド化に対応できないということによる。eBookがクラウドブックに発展するとき、電子書籍の専用機は、おいてきぼりになる。

アダ花である。


第2四半期キックオフ

2012-07-03 08:03:53 | NetLearning Group
昨日は、ネットラーニンググループの第2四半期キックオフが開催されました。

会社の外の会議室を借りて、四半期に一度全社員が集まります。前半は、グループ代表および各社長から、第1四半期の総括と第2四半期の方針が報告されました。後半は、グループにわかれて、グループ全体や、各社各部署の方針のなかで、自分のミッションを討議しあいました。

第1四半期は、グループの各社は、売上計画を達成するかほぼ達成しました。2012年度は、挑戦的な計画を達成する順調なスタートです。それを反映して、グループディスカッションも積極的な自信にあふれるいいものでした。

韓国のeラーニング

2012-07-02 08:26:15 | 海外のeラーニング
韓国を代表するeラーニング会社のトップの方々と、情報交換や意見交換をおこなった。学ばせていただくことも多い。

いま、韓国の業界が直面する課題は、政府の助成が打ち切られたあとの需要の冷え込みにどのように対応していくのかということだ。企業社員がeラーニングで研修をうけるとその半分が政府から補助されていたという手厚い支援が韓国のeラーニング発展の原動力であっただけに、大きな転機をむかえている。

各社とも、ビジネスモデルの転換もせまられているといえるだろう。

そのようななかで、どちらかといえば、企業向けよりも文教系に期待があるようにもみえる。