eラーニングの現状と展望

ネットラーニングHD、ネットラーニング、WIWIW、Phoenix Consulting、各代表取締役 岸田徹

【グローバル人材育成】海外オンライン大学院フェア2012’を開催

2012-02-21 13:35:19 | パーソネル総研
【グローバル人材育成】海外オンライン大学院フェア2012’を開催

世界トップクラスのエンジニアを育成するーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
UCLA エンジニアリング

UCLA Henry Samueli School of Engineering and Applied Scienceはインターネットの基礎の開発や逆浸透膜の開発など、イノベーションの中心地として知られ、現在も再生可能エネルギー、スマートグリッド、海水淡水化、ヘルスケア、無線センサーネットワーク、サイバーセキュリティーなど21世紀が抱える重要な問題のソリューションを研究しています。

5つの学科(機械・宇宙工学、電気工学、材料工学、コンピュータ理工学、工学)において、約70コースが用意されおり、業務に必要な専門知識を深めることができるのが特長の1つです。

通学でしか学べなかったこれらのコースがオンラインで受講できるようになり、働きながら最新・最先端の知識を身に付けたいエンジニアに大変人気となっています。従業員を海外派遣せずに研修できるので、従業員研修にも最適です。体系的に学べるMaster of Science in Engineering Onlineや、10~20週間の短期の通学プログラムも用意されており、さまざまな従業員研修のニーズに対応できます。

グローバル・マネジャーを育成するーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
英国国立大学オープン・ユニバーシティ ビジネススクール

The Open University Business Schoolは、世界をリードするトップクラスのビジネススクールです。ビジネススクールおよびMBA認定として権威ある3つの認定機関、AACSB、EFMD EQUIS、およびAMBA を保持する世界的にも最高レベルの評価を受けています。遠隔教育という特質を活かしてグローバルに展開しているため、本プログラムで学ぶ学生は、国際色豊かで、グローバルに活躍したいビジネスパーソンに大変人気です。ビジネスマネジメントを体系的に学べるMBA のほか、マネジメント、ファイナンス、マーケティングなどを広く学ぶ1年間のコース、1つのスキルに特化した30時間のショートプログラムなども用意しています。

また、ネットラーニング・グループでは、本大学の英語コース「English Communication Skills for global managers」を日本のビジネスパーソン向けに改良、運営しています。英語だけではなく、「マネジメント」「マーケティング」「問題解決」「クリティカルシンキング」「チームワーク」など国際的な実務に直結する知識やスキルも身につけることができるので、グローバル人材が急務な企業様において、幹部候補研修プログラムとして活用いただいております。



日時:2012年2月23日(木) 14:00~16:45  ※会場受付時間 13:30~14:00
場所;株式会社パーソネル総研 セミナールーム(MAP)
対象;人事、人材開発部門の方々
参加費;無料

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タイムテーブル

14:00~15:15:UCLA エンジニアリング
15:15~15:30:休憩
15:30~16:45:英国国立大学オープン・ユニバーシティ ビジネススクール


あんまり煙突が高いので

2012-02-19 14:05:47 | 旅行
筑豊へ行きました。

写真は、「さぞやお月さんけむたかろ」と炭坑節で歌われた二本の煙突です。田川市石炭・歴史博物館の近くに残っています。高さ45メートルあまり、現存する明治期の煙突です。

それほどの炭鉱景気があったのですが、古くからの正調炭坑節は、炭鉱労働と生活のきびしさをあらわして哀調だったとボランティアの人が説明をしていました。

福岡空港から車で1時間あまりです。

UCLAの工学修士プログラム(オンライン)

2012-02-16 15:24:11 | 学校におけるeラーニング
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UCLAの工学修士プログラム(オンライン)の学生募集サポートを開始、
世界トップクラスのエンジニアを育成

▼リリース全文
http://www.netlearning.co.jp/hojin/pressroom/120214.html

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損益分岐点

2012-02-16 08:49:11 | NetLearning Group
最近、あなたがもっとも重視する財務上の数字は何ですかと英語できかれました。

すぐには、経常利益ということばがうかんだのですが、もう少し考えてみると、損益分岐点かもしれません。

わたしたちのようなネットビジネスでは、損益分岐点をこえると、爆発的に高収益になります。変動費がすくなく固定型なので、損益分岐点をこえると売上がほとんどそのまま利益になるからです。

しかし、固定費がふえてその損益分岐点があがったのでは、意味がありません。固定費があがらないことがビジネスモデルとして要となるのです。

損益分岐点を上げる要因は、設備投資と人件費です。損益分岐点をにらみながら、諸要因をバランスとって投入していくことが必要です。




ダイナミックラーニング

2012-02-15 08:32:59 | eLearning
ネット上で集合研修もおこなわれるようになりはじめています。ネットの会議やネットのセミナーもどんどん拡大しています。

ネット上でおこなわれると、集合研修そのものにも大きな変化があらわれます。より個人指導が可能になり、学習者同士のコミュニケーションも発展します。録画復習の効果もはかりしれません。

一方、ネットでは、これまでのeラーニングによる学習もあり、ネットによる教育と学習が統合されたあたらしい「ダイナミックラーニング」が登場しました。とともに、eラーニングのコースウエアも大きく進化し、双方向の活用が飛躍的に拡大し始めています。動画や音声の活用のほか、マリチディバイス、マルチチャネルにも対応しています。

ダイナミックラーニングは、ネット上の集合教育、eラーニングによる個別学習、ソーシャルラーニングが統合され、マルチデバイス、マルチリャネルを駆使するものです。

eラーニングは学習革命ですが、いま、さらに、教育学習革命が始まっています。


めざましい躍進

2012-02-14 08:49:40 | Netlearning,Inc.
ネットラーニングの売り上げは、2011年度第4四半期にはいって、めざましい躍進をとげています。

現状で前年同期比140%ですが、今後の努力で、前年比166%達成をめざしています。

この背景には、これまで指摘してきたように、eラーニングにかかわる市場の大きな変化があります。マルチデバイス、マルチチャネル、マルチユース。そのなかでネットラーニングのLMS「マルチバース」を基盤に、あたらしいダイナミックラーニングが生み出されてきました。

市場の躍動する拡大、ネットラーニングの無数の新サービス、そして、営業部隊の大増強などが背景にある大躍進であり、2012年度はさらに大きな躍進があると確信しています。


草分けになる

2012-02-13 12:49:44 | 読書/新聞/映画など
「明治十年代というのは、大学で哲学なら哲学を専攻するということは日本の哲学の草分けになるということであった。」(『坂の上の雲』)

坂をのぼる視線のその先に、青空にくっきりうかぶ白い雲がある。明治はそんな時代であった。

青年たちが新しい時代を切り開いていった。

いま、2000年にクラウドでビジネスを開始するということは、クラウドの草分けになることだ。インターネットの草分けになった人たちもいる。

学びについてもそうだ。eラーニングによって、はじめて、学ぶプロセスが、自分以外のひとたちにもリアルタイムで見えるようになった。見えるから、学びを支援できる。学びを指導できる。学びを共有できる。学びを設計できる。学びが進化する。

教育論は人類史のなかで膨大な蓄積がある。しかし、学習論、学びについての研究ははじまったばかりだ。学習論を研究するということは、世界の学習論の草分けになるということだ。

いまは、無数の草分けになることができる時代だ。明治十年よりもっとダイナミックかもしれない。

若者たちの坂の上をみつめる輝くひとみがいくつもうまれてくるに違いない。坂の上にはさらにその先につながる坂道があるにちがいない。

余談。日露戦争の勝利は、皮肉にも、その明治を失わせるものだった。坂の上に、その先の坂道がなかった。大切なものを失っていく下り道だった。

経験から学ぶ

2012-02-13 08:54:59 | eLearning
人類の学びの中で、これまで、経験から学ぶということがおおきな役割をはたしてきたと思う。

したがって、経験を積んだひとの知恵も大きい。

かんのいいプログラマーは、どうしていい「かん」を身につけたのだろうか?
そんな問いから、シミュレーションによる学びの機会を考えたひとがいる。その人から手紙をいただいて、いろいろ考えている。

疑似体験としてのシミュレーションの学習効果は大きい。フライトシミュレーションによるパイロットの養成はひろく知られている。

余談ですが、ずいぶん昔、事故対応力を見るNASAの実験結果におどろいたことがある。ベテランパイロット20名にフライトシミュレーションで操縦してもらった結果です。離陸開始で加速しながら滑走路を疾走しているときに、前を横切るように別の飛行機が滑走路に侵入してきました。この実験でただしく対応できたパイロットは数名だけだったそうです。

このような経験をシミュレーションで身につけるのはわかりやすい。

15年ほど前に、小中学生のネット教材を作成していました。そのときのひとつに、理科の実験で試験管をガスバーナーであたためるというものがありました。試験管の角度や試薬の洗浄がわるいときに爆発がおきます。実際には体験させることができないこのような事故も、シミュレーションでは経験することができる。

マネージメント研修などでは、シミュレーションのすぐれた教材があれば、教育学習効果はたかいにちがいない。

ところで、また余談。

人は、経験から学ぶ力をどの程度もっているのだろうか。その学びを伝える力をどの程度もっているのだろうか。津波のことです。原発のことも。




1人750万円の借金

2012-02-11 09:05:25 | 読書/新聞/映画など
財務省は、国債や借入金を合わせた国の借金が、2012年12月末時点で過去最大の958兆6385億円になったと発表した。

今年1月1日時点の日本の総人口(1億2773万人)で割ると、国民1人当たり約750万円の借金を抱えている計算になる。

2012年度末の国の借金は1085兆5072億円に膨らむ見込み。127兆円の増加だ。1年間で国民1人あたりの借金が100万円ふくらむ。

破綻はちかい。