eラーニングの現状と展望

ネットラーニングHD、ネットラーニング、WIWIW、Phoenix Consulting、各代表取締役 岸田徹

カイロからのライブ放送

2011-02-11 22:26:56 | 読書/新聞/映画など

ホテルで、カイロからの生放送をずっと見ています。ときには、一人ひとりがだれか認識できるほどにアップされている。とくに戦車をならべた大統領宮殿前の民衆と大統領護衛隊・正規軍の接点は、緊張感が伝わってきます。

広場や放送局前にあつまった大群衆のライブ映像もえんえんと続いています。このホテルでは、いくつもの英語放送が同じように放送している。ただ、エジプトの経済危機をコメンテータが話しているときに、まったく同じ時間帯にどの放送局も別のコメンテータがおなじような内容の放送をしているのは、多少奇異に感じます。

googleの航空写真で、人に埋め尽くされる前の広場の景色をみることができます。
ニューヨークタイムズの”Mapping the Protests in Cairo, Day by Day”では、地図と日々の写真をみることができます。

どんな時代がはじまっているのだろうか?
ソーシャルメディアの力があらためて認識されています。わたしもfacebookで、テレビや新聞以上の情報をえています。
中東で、新しい時代がはじまっていることも間違いありません。石油をめぐる力関係も根底からかわりはじめています。政治の仕組みも大きくかわる。イスラエルはかたずをのんで、推移をながめているでしょう。
指導者なき群衆がどこへむかうのかも、予想が付きません。
それに、広場の人々の動きまでアップされる生放送を観ている世界中の人々に、深層でどのような影響がうまれているのでしょうか。いままさにおきていることを、注視しています。

まちがいなく、なにか新しいことがはじまっています。


きょうの台湾ブックフェア会場

2011-02-11 18:02:21 | 海外のeラーニング

写真は、きょうの台北のブックフェア会場です。300円あまりの入場料をはらって、大勢の若者や家族連れがやってきています。

規模は、昨年のeラーニングワールドの数十倍です。30倍ほどあるのではないでしょうか。別の建物になっている大きなホールを3つ使っています。

 むかし行ったフランクフルトのブックフェアを思い出しました。世界最大のブックフェアで、絵本のコーナーだけでも、世界から5,000社の出展がありました。来場者は、すべて出版関係者で版権交渉など商談があちこちでおこなわれていました。おおきなイベントなので、この時期に宿もとれないほどでした。