eラーニングで音声をどう活用するか?
音声は、必要なところだけで用いる。これは、当たり前のことですね。
ところで、実際は、どうでしょうか。
英語の学習に音声は不可欠です。十分に、有効に、活用しなければなりません。
では、解説文をそのまま読み上げる音声は必要でしょうか?実際には、わずらわしいだけです。職場で学習するにはヘッドフォンが必要であり、なによりも、人が読む速度は読み上げる速度よりもはやいので、目はどんどん先を読んでしまいます。まどろっこしい。学習速度をかなり落としてしまいます。
解説文読み上げの音声は、必要ではありません。むしろ邪魔なものです。しかし、なぜか、後から後から変なコースがつくられて、お蔵入りします。
ちょっとまって、よく考えてからつくるべきです。社会的資源を無駄につかってはいけない。
音声は、必要なところだけで用いる。これは、当たり前のことですね。
ところで、実際は、どうでしょうか。
英語の学習に音声は不可欠です。十分に、有効に、活用しなければなりません。
では、解説文をそのまま読み上げる音声は必要でしょうか?実際には、わずらわしいだけです。職場で学習するにはヘッドフォンが必要であり、なによりも、人が読む速度は読み上げる速度よりもはやいので、目はどんどん先を読んでしまいます。まどろっこしい。学習速度をかなり落としてしまいます。
解説文読み上げの音声は、必要ではありません。むしろ邪魔なものです。しかし、なぜか、後から後から変なコースがつくられて、お蔵入りします。
ちょっとまって、よく考えてからつくるべきです。社会的資源を無駄につかってはいけない。
確かに岸田さんがおっしゃるように「わずらわしい」部分もありますが目と耳で学習するほうが理解力が深まると感じました。
他にもいろいろと受講したくてこのサイトにたどり着きました。
音声の無いeラーニングであれば、市販の本を読んで学習するのと大きく差異が無いと思ったのですが、eラーニングのメリットはどこにあるのでしょうか。わからないところを聞けるサポートセンターがあるからですか?
少し気になりましたのでコメントさせてください。
おっしゃるような側面もあると思います。実際は、さまざまな側面がありますから、受講生の方々のアンケート調査をしても、80%以上に意見がまとまることはあまりありません。
しかし、それぞれの考え方の方々にすべて個別に対応できるようにしていくことが可能なのも、eラーニングの特徴です。
わたしたちの場合、シミュレーションのガイドに音声をつけている場合など、オン・オフのスイッチをつけて、音声を消すことも可能なようにしています。一般的にもそのようになっていることが多いと思いますが、わたしたちも、今後も、学習上必須でないと思われる音声は、受講生がオフにできるようにしていきます。
解説に音声をつけている教材は、実は、音がなければ本とかわらないものが多いのが事実です。ここに、一番、問題があります。
まず、スキル教育をみましょう。
わたしたちの教材の場合、たとえば、エクセルを身につける場合、本物のソフトと同じように動くシミュレーションで、実際にひとうひとつ操作練習をしていきます。本物のソフトだと、初心者は、まちがったときに元にもどることもできません。シミュレーションにより、きわだった学習効果があります。本とはまったくちがいます。
つぎに、わたしたちのネットラボというコースは、実際の環境で実習ができます。たとえば、UNIXを学習し、課題が与えられます。ボタンをおすと、ブラウザの中に、実際のUNIX環境が立ち上がり、コマンドの実行など実習ができます。
あるいは、個人情報保護関係の学習コースでは、さまざまな事例が動く画面で展開していくなかで、重要なポイントで、受講生の判断をもとめます。その判断の結果、ちがう結末へと画面が展開していき、ときには、大失敗であることがわかります。すべて、実例ですから、失敗の判断は冷や汗ものです。考えるプロセスを学習に組み込んでおり、書籍とはかなりことなる学習効果があります。
もちろん、わたしどもの担任制のチュータの個別添削指導や質問への回答、修了までの学習サポート、ラーニングセンターによる学習サポートも、本との大きなちがいでると思います。
つまり、わたしどものコースの場合、教材をプリントしても、なんの役にもたたないものです。
eラーニングは、リッチな教育としては、本と比べられるよりは、集合教育である教室と比べられることが多いと思います。
費用は、ほぼ教室の半額に設定されており、効果は、教室と比較にならないほど高い分野が多いと言っていいでしょう。
一方、大規模教育にむいているという面では、個人情報保護教育のように、本と比較される場合もあるかもしれませんが、その場合は本の半額以下となります。
ネットラーニングコースは、全修了者からアンケートをいただいています。現在、次回もeラーニングで学習したい、人にもすすめたいという肯定派が、実に94%に達します。次回は、教室がいい、本がいい、CD-ROMがいいと答えるかたは、あわあせて6%しかありません。
2000年には、これでは本の方がよい、教室でないとなどと答えられた方は、42%もありました。
eラーニングのよさを評価していただく方々が、劇的に増えています。
私は本だけで学習していてもすぐ飽きてしまう性格なので、こういった学習方法は大変助かると思っています。
私のコメントにこのように長い文章で回答いただきましてお手数をおかけしたかと思います
大変よくわかりました。ありがとうございました。