「インストラクショナル・デザイン」という言葉は、同じ言葉でありながら、いろんな意味に使われているので、誤解をまねきやすいところがあります。
代表的な書籍は、教材作成手法のような書き方をしているし、一方で、学習プロセスを含む教育デザインという意味でとらえている方々もおられます。
わたしは、そのような混乱をさけるためにも、「ラーニング・デザイン」という言葉をつかうようにしています。ラーニング・デザインは、教材設計も学習プロセス設計などもふくむ、総合的な概念です。
ところで、歴史的にみますと、CAI(コンピュータ・エイデッド・インストラクション)は、CAL(コンピュータ・エイデッド・ラーニング)へと概念を発展させました。学習者へ視点をうつしたのです。
おなじように、WBT(ウエブ・ベースド・トレーニング)は、eラーニングへと概念を発展させ、WBTは死語となりました。トレーニングからラーニングへ、つまり、学習者へ視点をうつした結果です。
もし同じように考えるなら、インストラクショナル・デザイン(教授法設計、教授設計)から、ラーニング・デザイン(学習法設計、学習設計)へと概念を発展させることもありうるかもしれません。
eラーニングの最大の特徴のひとつは、学習者の主体的な学習にあります。教育として学習をデザインすべきように思われます。
このような2つの観点から、わたしは、「ラーニング・デザイン」という言葉をもちいています。
代表的な書籍は、教材作成手法のような書き方をしているし、一方で、学習プロセスを含む教育デザインという意味でとらえている方々もおられます。
わたしは、そのような混乱をさけるためにも、「ラーニング・デザイン」という言葉をつかうようにしています。ラーニング・デザインは、教材設計も学習プロセス設計などもふくむ、総合的な概念です。
ところで、歴史的にみますと、CAI(コンピュータ・エイデッド・インストラクション)は、CAL(コンピュータ・エイデッド・ラーニング)へと概念を発展させました。学習者へ視点をうつしたのです。
おなじように、WBT(ウエブ・ベースド・トレーニング)は、eラーニングへと概念を発展させ、WBTは死語となりました。トレーニングからラーニングへ、つまり、学習者へ視点をうつした結果です。
もし同じように考えるなら、インストラクショナル・デザイン(教授法設計、教授設計)から、ラーニング・デザイン(学習法設計、学習設計)へと概念を発展させることもありうるかもしれません。
eラーニングの最大の特徴のひとつは、学習者の主体的な学習にあります。教育として学習をデザインすべきように思われます。
このような2つの観点から、わたしは、「ラーニング・デザイン」という言葉をもちいています。
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