eラーニングの現状と展望

ネットラーニングHD、ネットラーニング、WIWIW、Phoenix Consulting、各代表取締役 岸田徹

技術教育と知識教育

2005-06-03 14:46:44 | eLearning
一般に情報技術コースを比較してみると、大半は知識習得をめざすものであり、スキル習得を目的とするものは、ほとんど見当たらない。

たとえば、レッスンはなく、300問程度の問題だけを解かせる。これは、知識だけ身につけさせるものだ。あるいは、資格取得を目的にかかげるコースも、知識習得型だ。

eラーニング各社のコースの知識習得型かスキル習得型かのちがいは、ユーザーニーズのとらえかたのちがいであり、ビジネスモデルのちがいでもある。ほとんどの各社が知識習得型のコースをそろえているのは、ユーザー企業のニーズは社員の知識習得や資格取得にあると考えているからだ。

もし、ユーザーのニーズはスキル教育にあると考え、スキル習得をめざす場合、たとえば、どれがハンドルで、どれがブレーキだという知識を習得しても、車の運転はできない。スキルを身につけるには、運転練習が必要です。

ネットラーニングの情報技術コースは、知識や資格の取得をめざすものではなく、初級・中堅技術者が新しいスキルを身につけることを目的としている。

スキル教育のためのコースでは、実習が大きな役割をはたす。

Learning by Doing
当社のネットラボ(R)は、実際の環境で実習をする。

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