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eラーニングの現状と展望

ネットラーニングHD、ネットラーニング、WIWIW、Phoenix Consulting、各代表取締役 岸田徹

文明や文化の多様性

2009-12-20 16:11:16 | 読書/新聞/映画など
現在の世界や日本の未来は、けっして明るいとはいえない。

いま、人類の生命力がとわれているのかもしれない。

生命力のひとつは、多様性にある。現在、絶滅種がふえている。生物の多様性が危機に瀕している。

多様性は、キーワードのひとつだ。

たとえば、「食物連鎖」は、さまざまな種類の生物が、同時に存在しているからこそ機能している。「個々の生物は、それ自体では弱くても、その多様性ゆえに、自然環境に適応できる強さ、しぶとさをもちえているのである」連鎖がほそることは、生命力の衰退でもある。

衰退する未来にたちむかう力のひとつは、多様性である。「すくなくとも多様性以上に期待をもたせてくれるものは現状では見当たらない」

わがネットラーニング・グループの企業文化も、多様性に基盤をおいている。若者文化がつぎつぎにかわり、国による成熟と躍進があり、さまざまな差別も存在するなかで、多様なひとびとと多様な文化で強い生命力を生み出し、未来へチャレンジする。

引用は、興亡世界史00『人類文明の黎明と暮れ方』青柳正規著(講談社、2009年11月20日、2300円+税)より。

この興亡世界史シリーズ全21巻は、わたしは、夢中になって読んでいます。